筑波大学入学案内 2022
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鈴木 大成出身:茨城県立土浦第一高等学校化学類 在学中2018年度入学石橋 涼香入学者受入方針(アドミッション・ポリシー) 材料開発に興味があった私は化学類に進学しました。実験や講義を通して、様々な物質を合成したり、その性質を測定・説明したりといった経験をたくさん積めました。多忙な時期もありましたが、この学類で化学を学べて本当に良かったです。今でも毎日が新しい発見と学びの機会に満ち溢れています。 大学の勉強はいわば「食べ放題」のようなものだと考えています。化学的観点を身につけるための最低限の学習項目は決められていますが、その他どれだけのことを4年間で学ぶかは自分次第。私は高等学校教諭一種(理科)の免許所得に必要な授業などを追加で受講しました。意欲と主体性があれば何だって学べる、化学類はそんな夢のような場所だと私は思います。化学を基点として 幅広く学べました!化学について幅広く学べる出身:埼玉県立浦和第一女子高等学校化学類 在学中2018年度入学 筑波大学の化学類では、化学について基礎から専門的な知識まで、幅広く学ぶことができます。1年生では化学以外にも他学類の授業を履修します。2年生では化学実験が始まり、化学の専門的な授業が増えます。3年生では週3回実験があってハードですが、実験技術を身に付けることができます。4年生では、それまでに学んだことを生かして卒業研究を行います。また、学類全体の人数が約50人と少なく全員が知り合いなので、アットホームな環境で授業を受けることができます。化学が好き、実験が好きな方は、ぜひ筑波大学の化学類に来てみてください!69School of Physical Education, Health and Sport SciencesSchool of Medicine and Health Sciences求める人材自然界における物質的多様性と普遍的法則を追究し興味ある新規物質や未知現象を探究する能力と意欲を有する人材。入学までに学んでおいてほしいこと高校レベルの化学についての基礎的知識を修得し、それを応用する能力を身につけていること。数学、物理学、生物学など関連分野に関する基礎的知識と語学の基礎的な能力を持つことが望ましい。入学者選抜方針個別学力検査等(前期日程)全般的な基礎学力と、化学を学ぶ上で必要となる高度な理解力・思考力・応用力を総合的に評価します。個別学力検査等(後期日程)全般的な基礎学力と、化学を学ぶ上で必要となる理解力・思考力・応用力、化学に関する興味と意欲・表現力等を総合的に評価します。推薦入試高等学校において優秀な成績を修めており、化学に関する高い関心、目的意識、学習に取り組む意欲等を総合的に評価します。国際科学オリンピック特別入試国際化学オリンピックに出場した者、またはその代表者選考会等において一定の成績を収めた者を対象として、明確な目標を持って学ぶ意欲や計画的に学ぶ意欲を評価します。国際バカロレア特別入試自然科学に対する強い好奇心と国際的な広い視野を持ち、化学に関連する基礎学力、そして化学への学習意欲を総合的に評価します。私費外国人留学生入試協調性、化学に対する高い関心、そして入学後に日本人とともに化学を学ぶのに必要な語学力、基礎学力を総合的に評価します。編入学試験専門的な化学教育を受容できる基礎的な学力、化学に対する強い関心、論理力、思考力、応用力を総合的に評価します。資格など 卒業要件以外の「教職科目」や「博物館学」の単位を修得すれば、教員や学芸員の資格が得られます。取得できる資格教員免許(中学校一種免許状(理科)、高等学校一種免許状(理科))、社会教育主事、学芸員、司書教諭卒業後の進路 卒業生の約8割は大学院へ進学し、その他は公務員(県庁など)、教員(高等学校、中学校)、企業などへ就職します。大学院(博士前期課程:2年間)修了後の主な進路は、化学関連の企業や公的機関への就職、博士後期課程(3年間)への進学です。(就職先企業例:旭化成、ADEKA、出光興産、AGC、NTTドコモ、JR東日本、信越化学工業、セイコーエプソン、セメダイン、ソニー、大正製薬、中外製薬工業、東京ガス、凸版印刷、日産自動車、日本製紙、日本ハム、三井化学、ライオン)

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