筑波大学入学案内 2022
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専門として学べる内容教育内容と2つの主専攻分野特徴卒業後の進路工学システム学類のキャリアパス 工学システム学類のカリキュラムは、4年間を通じて一般的な科目と専門的な科目とを融合的に学べるように配慮されています。このため1年次からレベルに応じた専門的な学問に触れることができます。2年次後半から、「知的・機能工学システム」、「エネルギー・メカニクス」の2つの主専攻分野に分かれますが、学生本人の希望により他の主専攻、他学群・学類の講義も受けることができる柔軟な教育体制の中で深さと幅広さの両方を追求できるようになっています。工学システム学類は、機械工学、情報工学、電気電子工学、建築学、土木工学、システム工学、原子力工学、エネルギー工学、環境工学、ロボット工学、航空宇宙工学、リスク工学など非常に広範囲な分野を専門とする教員を擁しています。これは一般的な大学工学部の大半の学科を網羅する守備範囲の広さともいえるでしょう。工学システム学類では,担当教員がこのように広い分野にまたがる集団をなすことを生かし、それらをできるだけ横断的に融合した教育プログラムを用意しています。この教育プログラムによって様々な工学分野の壁を超えた広い知識を習得できます.広い視野を持ち,斬新で卓越したアイデアを創造できる人材の育成を目指しています。卒業生は、将来の先端的な分野で活躍することが期待されています。毎年の卒業生約140名のうち、約10名が就職、約130名は大学院に進学しその修了後に就職します。「知的工学システム主専攻と機能工学システム主専攻」(知的・機能工学システム主専攻の改組前の主専攻)の卒業生の主な就職先は、電気・電子、情報、機械、通信、サービス等の企業や官公庁です。また、「環境開発工学主専攻とエネルギー工学主専攻」(エネルギー・メカニクス主専攻の改組前の主専攻)の卒業生は、上記の企業や官公庁に加えて電力、航空宇宙、重工業、建設、金属分野等の企業へも就職先が広がっています。数学科目(数学リテラシー,線形代数,微積分),物理科目(力学,電磁気学)など知能機能システム構造エネルギー工学大学院4年次3年次2年次1年次卒業研究,工学者のための倫理など約85%の学生が大学院に進学知的・機能工学システム主専攻エネルギー・メカニクス主専攻人工知能通信電気電子制御・システムロボット機械建築土木航空宇宙リスク材料エネルギー工学システム基礎実験知的・機能工学システム実験エネルギー・メカニクス専門実験/応用実験主な就職先(学類卒業及び大学院修了後の就職先)日立製作所、ファナック、三菱電機、トヨタ自動車、本田技研、キヤノン、デンソー、IHI、リコー、小松製作所、富士重工業、オムロン、川崎重工、三井造船、中部電力、J-Power、日産自動車、NTTデータ、スズキ、セイコーエプソン、パナソニック、パイオニア、富士フイルム、ニコン、大林組、豊田自動織機、ソニーなど工学システム学類産業界学術界大学国立研究所企業研究所構造力学, 振動工学,複合材料学,伝熱工学,電力工学などリスク・レジリエンス工学計測工学,フィードバック制御,機械設計,電気回路,材料力学,流体力学,熱力学,数値計算法など人工知能, 知的情報処理, ロボット工学, 通信工学などエンパワーメント情報学システム情報工学研究群(学位プログラム)工学システム学類パンフレットの請求方法● パンフレット等は、学類Web ページからダウンロード可能です。 https://www.esys.tsukuba.ac.jp● テレメールによる請求もできます(p.171 資料請求番号は541440)75School of Physical Education, Health and Sport SciencesSchool of Medicine and Health Sciences

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