筑波大学入学案内 2022
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情報メディア創成学類パンフレットの請求方法 ● パンフレット等は、学類のWebページからダウンロード可能です。https://www.mast.tsukuba.ac.jp/●テレメールによる請求もできます。(p.171 資料請求番号 541290) 1~2年次では数学、プログラミング、コンピュータリテラシなどを始めとして、情報メディア技術の基礎となる科目を重点的に学びます。これらと並行して、コンテンツ表現演習、コンテンツ入門など、優れたコンテンツを評価し創造するセンスを養う科目や、技術を人間的側面から科学的に評価するために欠かせない認知科学などの科目も学べます。 これらの基礎的な科目の学習を踏まえて、3~4年次では情報メディア技術が対象とするコンピュータサイエンスやネットワークメディアテクノロジー、コンテンツテクノロジーなど、多彩な分野の高度な内容を、様々な専門科目として学びます。 科学技術に関する科目に加え、知的財産などの社会制度に関する科目、科学技術の流通やビジネスに関する科目なども用意されています。 また、演習や実習を重視し、本学の教員だけでなく、産業界で実際にコンテンツ開発などで活躍している方々をお招きしてのプロジェクトベースのグループ授業なども行われ、映像、音響、Web、ソフトウェアなどを実際に作成し、実践的な力を身につけることができます。ビやラジオの放送などの情報を伝える流通経路全般のことを指します。 そして、確固たる情報技術の知識の上に、コンテンツを扱う情報機器や手法に関する技術的な知識や技能、実際に様々なコンテンツを制作・デザイン・評価したりビジネスにつなげるセンス、ネットワークの仕組みや管理に関する技術的な知識や技能、ネットワークの効果的な利用法やネットワークを使ったビジネスのセンスなどを身につけ、これからのネットワーク社会における中核として活躍できる技術者、研究者を育成します。専門として学べる内容 コンピュータ、ネットワーク、コンテンツ、メディアの世界がダイナミックに変容している現代社会において、情報メディア技術は、コミュニケーションによる人間の可能性を飛躍的に拡大する推進力です。このような現状を踏まえて、情報メディア創成学類では、コンピュータサイエンスを基礎とする情報メディア技術の総合的な能力を修得し、それを土台にニーズに応じて自由に科目を選べる1主専攻でのカリキュラム構成になっています。87School of Physical Education, Health and Sport SciencesSchool of Medicine and Health SciencesQ1.入学の動機 私は中学3年生から高校2年生の終わりまでプログラミングスクールに通っていたので、進路を決めるときになんとなく情報系の大学に進学したいなと考えていました。ただ情報系と一口に言っても、私は情報科学類のようなハードやソフトウェアというよりコンテンツの内容や制作などに興味があり、様々な情報系の大学や学部について調べているときに情報メディア創成学類を見つけました。そして講義内容や研究内容を調べていくうちに、自分の興味のある分野を幅広くカバーして学べる学類だと思い、受験を決意しました。Q2.情報メディア創成学類の魅力 情報メディア創成学類は分野横断的な知識や技術を習得できるところが魅力だと思います。私は様々なことに興味があり、それぞれの分野を掛け合わせてまた新たなコンテンツを生み出したいと考えているので、情報数学やシステムに関する知識を学べるものから、実践的なプログラミングまで多種多様な講義の受けられる情報メディア創成学類はとても私に合っています。筑波大学は総合大学なので私は芸術系など他学類の講義を取っていて、情報メディア創成学類にはそれらと結びつく講義内容が多くあると感じています。また友人も行動的な人が多く、常に手を動かして何か制作して発信しているのでとても刺激になりますし、様々な分野への知識が広がります。Q1.入学の動機 元々工作をするのが好きだったのもありプログラミングには興味がありました。それだけであれば他の学類や大学もあるのですが、自分を表現するようなコンテンツを制作するには芸術専門学群などの他学群の授業もバランスよくとれる筑波大学である必要性がありました。 また、私は地元が自然に囲まれた町なのですが、東京では自然が足りず寂しく感じた分、構内の自然を自転車で駆け抜けられたり、広い公園が近くにあったりするつくばの方が楽しく過ごせると思ったのも理由のひとつです。Q2.情報メディア創成学類の魅力 この学類は、名前にもある通り「創る」という行為に重きを置いていると思います。この学類には自分の気持ちや思いを表現したり、社会に貢献できるようなプロジェクトを進めていたりする人たちが多いのですが、それをサポートする形で授業が存在しています。初めはこの学類で学ぶ内容を使ってどんなことができるか、技術という道具をどんなところで使うのかを教えてもらいます。そうして発想を学んだ後、技術を学んでいきます。もし、自分のしたいことがまだ漠然としている場合にも初めの授業できっと見えてくると思います。学生の声平野理沙2020年度入学平戸航之介2019年度入学

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