筑波大学入学案内 2022
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ここでは、本学附属病院と指導体制や経験症例数などにおいて厳しい認定基準をクリアした茨城県内の院外研修施設での研修を組み合わせた先進的なプログラムのもとで研修医が質の高い研修を受けられるように整備しています。また、各学会の専門医制度も考慮したプログラムになっているため、レジデント修了後に試験を受けてそれぞれの領域の専門医になることができます。筑波大学附属病院では、平成18年度に次世代医療研究開発・教育統合センターが新設され、また、平成24年には新棟が完成し、各分野で世界の最先端の医療が実施できる診療・研究・教育の拠点としてさらなる発展を続けています。求める人材入学までに学んでおいてほしいこと針方抜選者学入個別学力検査等研究型人材入試(前期日程)広い基礎学力に加えて、数学、理科、英語の学力を評価するとともに、医学を志向する動機、修学の継続性、適性、感性、社会的適応力など総合的な人間性について評価します。推薦入試高等学校で学習する全教科がバランス良く優れている者の中から、医師となる資質が十分な人材を小論文、適正試験によって総合的に評価します。広い基礎学力に加えて、数学、理科、英語の学力を評価するとともに、医学を志向する動機、修学の継続性、適性、感性、社会的適応力など総合的な人間性について評価します。編入学試験広い基礎学力に加えて、数学、理科、英語の学力を評価するとともに、医学を志向する動機、修学の継続性、適性、感性、社会的適応力など総合的な人間性について評価します。入学者受入方針(アドミッション・ポリシー)臨床研修筑波大学附属病院 46%一般研修病院 43%他大学附属病院 9%大学院 2%専門研修筑波大学附属病院一般研修病院他大学附属病院筑波大学大学院他大学大学院病院 41%診療所 16%大学教員・研究者 39%行政(厚労省など) 1%保健所・福祉関係 1%その他 2%卒業後の進路医学類HP(http://igaku.md.tsukuba.ac.jp/)で、もっと詳しい医学類の情報(カリキュラム、進路、キャンパスライフ、入試など)を見ることができます。自然科学、語学等の十分な基礎学力と豊かな創造性、探究心を有し、高い倫理観、協調性、コミュニケーション能力を持って、生涯にわたり人類の健康と福祉に貢献する強い意志を持つ人材。広い基礎学力に加えて、自ら発見した自然科学の課題に対し、自主的かつ継続的に取り組み、その結果、到達した高い成果を評価します。また、医学を志向する動機、修学の継続性、研究者としての適性・資質、社会的適応力等総合的な人間性についても評価します。【地域枠推薦入試】*上記に加え、将来茨城県の医療を担う強い意志を有する人材を、小論文、適性試験により総合的に評価します。【地域枠】*上記に加え、将来茨城県の医療を担う強い意志を有する人材を、総合的に評価します。自然科学、外国語についての十分な知識と理解、さらに応用する能力が必要である。特に自然科学や医学に関する英文記事を理解し要約する能力や、グループの中で積極的に討論に参加したり、意見をまとめる能力を備えていることが望ましい。国際バカロレア特別入試並びに海外教育プログラム特別入試*【地域枠】、【地域枠推薦入試】については、国との協議によって、募集の有無及び定 員が確定次第本学ホームページにて公表します。97School of Physical Education, Health and Sport SciencesSchool of Medicine and Health Sciences 筑波大学医学類に興味を持って下さった皆様、こんにちは。私からは、筑波大学で得た学びをご紹介します。筑波大学はPBL(problem based learning、問題解決型学習)という考え方を大事にしています。その一つが、「チュートリアル学習」です。これはチューターの先生とともに少人数に分かれ、学生が主体的に問題を発見し、協力しながら学習を深めていきます。これにより、一般的な座学で学習した内容を実際の医療に即した形で考えることができます。また、異なる専門・考え方を持った相手とコミュニケーションをしていく能力も身に付きます。自分はこの経験を通して自分で目標を見つけ、主体的に取り組む習慣が身についたと思います。最後になりますが、筑波大学には、各々の目標を理解し、サポートしてくれる仲間が必ずいます。皆様のご入学をお待ちしています。 受験生の皆さん、こんにちは。皆さんは、どのような大学生活を送りたいですか。筑波大学には教育プログラムなど多くの魅力がありますが、私は、つくば市という土地でたくさんの友人や先輩後輩に囲まれて生活することも一つの魅力だと思います。私の周りには、運動系の部活に精を出す人もいれば、医学系サークルに属し小中学校へ健康教育に行っている人、研究室に入り研究に没頭する人など、様々な友人がいます。その友人に刺激を受け、私も新たなことにチャレンジする毎日はとても楽しく、充実していました。そしてもし何か困ったことがあれば近くに住む先輩や友人に相談し、そのついでにご飯に行くことも。このメリハリのある生活がとても心地よく、同時に私を人として、医学生として成長させてくれたと思っています。何か新しいことに挑戦するには、それなりの勇気が必要ですが、筑波大学には背中を押してくれる友人や先生方がたくさんいます。皆さんのご入学をお待ちしています。先輩からのメッセージ渡邉 大地 5年生在学中窪谷早枝花 2020年度卒業

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