筑波大学入学案内 2023
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openfab創房[2022年4月撮影] 機能複合型多目的実習室「openfab創房」は、第三エリア・工学系学系E棟3E203号室に設けられている、学生のための実習・工作室です。 キャンパスOJT型産学連携教育推進財団および大学院コンピュータサイエンス専攻(現:情報理工学学位プログラム)によって2015年10月に開設された「openfab創房」は、主に情報科学類・情報メディア創成学類の講義・実習、および各種の発表会等で盛んに活用されています。また、学期中の平日日中に設けられる1日2コマの「WelcomeHour」においては、所属にかかわらず、学群生は自由に室内の機材を利用できます(※2022年4月現在、感染症拡大防止のためWelcomeHourの開室を中止しており、代替としてオンラインでの出力・加工受付を行っております。2022年度早期に再開予定です)。 「openfab創房」は開設以来、多様な機材の追加導入を経て、その時々の「ものづくり」のニーズに合った形へと進化を遂げてきました。2022年現在、openfab創房には熱融解方式・光造形方式を合わせて8台の3Dプリンタや、アクリル板・木材などの彫刻・切断が可能なレーザー彫刻機、アクリル板などへの直接の印刷を可能にするUVプリンタ、切削造形を行うCNCフライス、各種工作機械などが配備されており、学生が自由に利用できる工作室としては筑波大学内随一の設備となっています。これらの設備を活用して多彩な「ものづくり」に取り組まれ、学内外のコンペティションで素晴らしい成果を残された方もいらっしゃいます。8台の3Dプリンタ[2022年4月撮影]「夏休み自由研究お助け隊」[2017年撮影]創房所在地概略図[2022年4月作成] また「openfab創房」は、開設以来現在に至るまで、多彩なイベントの場としても用いられています。学生や教職員による勉強会・発表会をはじめ、筑波大学全学技術委員会の主催により毎年夏に開催される中学生向け講座「夏休み自由研究お助け隊」では、openfab創房関係者が協力し「Arduinoでプログラムしてみよう」および「レーザー彫刻機でデジタルなものづくりに挑戦してみよう」の2講座を開催しています。 開設から6年半を迎え、「openfab創房」は文字通りの「open」な「fab」として、筑波大学内の多彩なユーザーの皆様にご愛用を頂いています。是非、筑波大学の「openfab創房」で素敵なものづくりをしてみませんか?(執筆:CS専攻博士後期3年次・根本晃輔)141URL http://www.cojt.or.jp/tkb/openfab_sobo/index.htmlTwitter @openfab_sobo    openfab創房      ~ 創造を形にする場所

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