筑波大学入学案内 2023
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入学者選抜方針授業の形態 専門の授業は、講義、演習、実習など様々な形態で行われます。講義であっても受講生の数は最大40名程度で、演習や実践演習の場合は数名の受講生ですから、とても密度の濃い指導を受けることが可能です。授業づくり、ソーシャル・スキル・トレーニング、学校訪問観察など、各専門分野に応じて多彩な体験的活動も取り入れられています。卒業研究に向けての本格的な指導は、3年次に履修する教育学実践演習で着手することが可能です。他の資格 社会教育主事、学芸員、学校図書館司書教諭ています。  最近の傾向としては、「進学」が増えていることが挙げ られます。次世代学校教育創成サブプログラムへ進学した 者の中には、修了後、中学校・高校等の教員として就職していく人が数多く含まれています。また、教育基礎科学サブプログラムに進学した者の多くは、博士後期課程を経て、大学教員 ・研究者の道を選ぶケースが多いです。さらに、国際教育サブプログラムでは、国際バカロレア(IB)教員資格を取得して、IB認定校やインターナショナル・スクールへ就職する道も開かれています。能です。附属小学校の子どもたちとの交流人間社会が形成してきた文化や教育・学習活動に対する幅広い関心と高い問題意識を抱き、学問的に深めたいという志を持ちながら、自主的に学び、考え、科学的、論理的、かつ実践的な問題解決能力を培う意欲のある人材。求める人材入学までに学んでおいてほしいこと人間の発達や支援、教育について、様々な考え方や見方に触れることにより、人間、社会、自然に関する興味と関心を培うようにして欲しい。広い基礎学力と外国語に加えて、国語、数学、地理歴史、公民、理科のいずれかの学力を総合的に評価します。また、集団面接において、応答性、論理性、協同性等を評価します。個別学力検査等(前期日程)※個別学力検査等(後期日程)※広い基礎学力を評価します。また、集団面接において、応答性、論理性、協同性等を評価します。一定レベルの学力を有し、教育学について明確な目的意識と勉学への意欲を持ち、教育学類の教育に適応性があるかどうかを評価します。あるいは、教育学について明確な問題意識を持ち、その問題意識に関連した優れた活動実績を有するかどうかを評価します。推薦入試国際バカロレア試験において一定レベルの成績をおさめ、教育学類の学習について明確な目的意識を持ち、教育に関する領域で国際的視野に基づく活動を志しているかどうかを評価します。国際バカロレア特別入試教育的な事象に対する強い関心と問題意識を持ち、基礎学力の高さに加えて、入学後の授業に適応できる理解力・思考力・日本語能力を有する者を総合的に評価します。私費外国人留学生入試※一部変更する可能性があります。詳細は募集要項でご確認ください。41入学者受入方針(アドミッション・ポリシー)資格など教員免許 小学校一種免許状 中学校一種免許状(社会) 高等学校一種免許状(地理歴史、公民) ※ 他学類の授業を履修すれば他の教科の免許状も取得可卒業後の進路 これまで教育学類の卒業生は、社会のさまざまな分野で活躍してきました。 過去5年間の教育学類の卒業生の進路をみてみると、年度によって変動はありますが、約3割~4割が進学で、6割~7割が就職になっています。進学先は、本学の大学院教育学学位プログラム(次世代学校教育創成サブプログラム、教育基礎科学サブプログラム、国際教育サブプログラム)が多くなっています。就職先は、教員、公務員のほか、教育関連企業、出版、放送、金融など幅広い業種にわたっ

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