筑波大学入学案内 2023
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渡辺 奈桜(障害科学類3年) 障害科学類は、様々な障害について、福祉・教育・医療等の面からアプローチすることができます。私は現在社会福祉士取得を目指しており、福祉についての幅広いことを学べたり、グループワークを通した実践的な学習ができたりする授業をとっています。福祉以外にも障害科学類で開講されている特別支援教育や原理論のような授業をとり、障害について考えています。 また筑波大学は総合大学であり、所属する学類以外の授業を受講することができます。他学類の授業をとることで教養を身に付けられたり、障害についても違った観点から学べたりします。 私個人としては放課後等デイサービスでのバイト、アカペラサークルへの所属など、充実した日々を送っています。また、T-ACTとして障害理解のためのボードゲーム作成に参加したり、人間フィールドワークという模擬研究室での体験で論文購読や福祉施設見学をしたりしました。たくさんの有意義な体験をすることができたと思っています。 障害科学類は自分自身と向き合い、興味関心のあること、やりたいことに対して夢中で取り組むことができる学類です。互いに高め合える仲間、熱心に指導をしてくださる先生方とともに、夢に向かっての第一歩を踏み出してみませんか?苫米地柚季(障害科学類4年) 全国で唯一の障害科学類を有する筑波大学では、専門的な講義と同時に、障害学生支援や附属特別支援学校との関わりからも多くを学ぶことができます。私もピア・チューターとして情報支援に携わったり、附属特別支援学校の生徒に大学を案内する活動に参加したりしています。また、所属する手話サークルとスポーツ支援サークルの活動を通じ、筑波技術大学の学生や知的障害のある青年との交流も楽しんでいます。放課後等デイサービスやヘルパーのアルバイト、学習支援団体でのボランティアも始めました。様々な活動に挑戦するなかで、大学での講義と実際の経験の双方から学びを深められ、日々充実しています。大学内外にこうした環境が整っている点、ネットワークによって多様な活動に参加できる点も障害科学類の魅力だと思います。また、総合大学である筑波大学では、他学類の授業の履修や学生との交流も容易です。私も国際系学生団体に所属し、異分野の仲間との活動から、新たな知識を得ると共に、途上国の障害者支援について視野を広げることができました。講義と実践の双方から広く・深く学べる障害科学類で一緒に様々な挑戦をしませんか?47

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