筑波大学案内 2024
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知識や情報を活用する能力を育み、関連する社会制度と技術の専門教育を行います。これらの教育を通じて、知識資源の形成、加工、流通、利用の発展に寄与する専門家と人間、社会、技術にわたる総合的視野や問題解決能力を持った職業人を育成します。 本学類では、文理融合型のカリキュラムを通して、知識や情報の管理や流通に関わるスペシャリストを育てます。さらに、知識や情報を蓄積・提供するだけでなく、知識や情報を活用でき、広い視野と論理的な思考力を備えた柔軟な発想のできる人材を養成します。100知識資源メディアネットワーク数学経済経営法律政治カリキュラムによる知識情報・図書館学類文理融合型のでの学び哲学ことば知識の形式化伝達方法情報の管理・共有・構造化・知識抽出知識共有のための社会制度設計知識の探索・獲得方法   とその影響知識共有のための情報技術・メディア情報サービスの運営・設計つなぐ「方法」つなぐ「技術」つなぐ「場」社会https://klis.tsukuba.ac.jp/■ 知識の形式化・伝達方法:知識の本質、知識の記述方法や蓄積方法、■ 知識の探索・獲得方法とその影響:人々が知識を獲得するための情報行動の解明、学習方法の理解と支援、情報が人に与えられる影響の分析■ 情報の管理・共有・構造化・知識抽出:知識の分類や構造化、データベー■ 知識共有のための情報技術・メディア:テレビや新聞、本、インターネッ■ 知識共有のための社会制度設計:図書館・公文書館・博物館の理解と■ 情報サービスの運営・設計:デジタルライブラリ、検索エンジン、動教育研究対象:知識や情報の創造、選択、収集、蓄積、分析、評価、利用という一連のプロセスに関わるあらゆる機関、システム、活動、現象を教育研究の対象としますコミュニケーションの理解、知識の評価スによる情報の管理、自然言語処理や機械学習による知識抽出ト、SNSなどのメディア特性、文化、歴史それに基づく運営方法、知識共有に関わる法律の検討画配信、SNSなどの運営方法・要素技術AI生命健康心理芸術異文化理解文化歴史社会問題教育知識情報・図書館学類の目指すもの 現代社会は急速に多様化・複雑化しており、理系だけ、あるいは文系だけの知識で問題解決を図るのはもはや困難です。知識情報・図書館学類は「つなぐ ー 知識、情報、人。」をキャッチフレーズに、文理融合型の教育研究を推進しています。知識情報・図書館学類の学び 知識情報・図書館学類では、高度情報社会における知識や情報を有効活用するための多種多様な仕組みを扱います。知識や情報を有効活用するには、その性質を的確にとらえ、それらを扱うシステムを設計・構築する必要があります。また、システムを創るには、制度や文化、運営方法を考えなければなりません。本学類では、知識科学、知識情報システム、情報資源経営の三つの主専攻が協力し、知識や情報と社会をつなげる人材を育成します。人間情報技術[ 人材養成目的 ]知識情報・図書館学

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