筑波大学案内 2024
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大学ではこのように数多くの科目が多様な形態で提供されており、ひとりひとりが学ぶ内容は大きく異なります。そのため学修の時間は単位に置き換えられ、学生は卒業するまでに定められた単位数を取得することになります。 筑波大学では、講義や演習は1時限(75分)の授業を10回受けると1単位取得できます(外国語や一部の演習を除く)。また実験・実習・実技で1単位を取得するためには1時限の授業を20回受ける必要があります(一部の実験・実習を除く)。12月4月~5月学期区分モジュール(5週単位)春Aモジュール5週又は10週+期末試験15週+期末試験6月~7月春学期春B春Cモジュールモジュール8月~9月10月~11月12月~1月秋学期夏季休業秋Aモジュールモジュールモジュール集中講義等2月~3月秋B秋C春季休業集中講義等必修科目・選択科目・自由科目 年次が進むにつれて、共通科目・専門導入科目→専門基礎科目→専門科目と学びの専門性が高くなっていきます。 大学の初年次には必ず履修しなければならない必修科目が多く配置されていますが、やがてひとりひとり学ぶ専門領域が異なってきます。学年が上がるにつれて選択科目の幅は高校と比べてはるかに大きくなります。高校と大学の最も大きな違いの一つは、この学びの多様性にあります。 さらに筑波大学では自由科目が設けられています。自由科目とは選択科目よりさらに幅広い科目群の中から自由に選択して履修する科目のことです。 卒業のために必要なこれらの科目の内訳は専門学群や学類によって異なりますが、学生は各々の興味、関心、適性、将来の進路などを考えながら選択科目や自由科目を履修していくことになります。多様な授業方法と単位制 大学の授業はその方法によって、講義、演習、実験、実習、実技といった種類に分かれています。講義は教員が言葉や問いかけで知識や考え方を伝える授業のことで、高校の教育方法に近いものです。演習は講義で得た知識や技能をもとに特定の課題や問題について発表したり検討したりする少人数の授業です。 実験、実習は講義等で習得したことを実験室や実際の現場などで実物を用いて試したり学んだりする授業、実技は技術を磨く授業と言えます。 これらの授業の履修によって学生は単位を取得していきます。高校の教育課程も単位制で成り立っていますが、多くのみなさんはあまり実感がないかもしれません。しかし学期制とモジュール制 筑波大学では2学期制をとり、4月から9月までの春学期、10月から翌年3月までの秋学期に分かれています。各学期は15週ですが、さらに5週ずつA、B、Cに三分割してこれをモジュールと呼んでいます。 講義は10回の授業で1単位であることを説明しましたが、例えば春学期AモジュールとBモジュールで開講される講義は10週行われることになるので、1単位取得できます。また秋学期Cモジュールのみでも1日に2時限連続の講義を行えば5週で10回講義することになるので、同じく1単位を取得することができます。 このように学期制・モジュール制では弾力的な時間割編成が可能となっています。 なお、授業科目によっては夏季休業期間や週末などに連続して行われる集中講義があります。そのような授業は学年の始めにはまだ日程が決まっていない場合がありますが、詳細が決まり次第掲示でお知らせしています。

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