個別学力検査等 前期日程/後期日程筑波大学の前期日程では『総合選抜』『学類・専門学群選抜』のどちらかを選ぶ必要があります。書類選考と面接・口述試験等により、能力・適性や学習に対する意欲を多面的・総合的に評価する入試方式です。推薦入試 / 推薦入試(大学入学共通テストを課す)※推薦要件一覧は次のページで 大学にはみなさんの知らない学問領域がたくさんあります。高校で学んだ教科や偏差値だけで進路を決めてしまうと自分の将来を狭めてしまうかもしれません。多くの学問は文系、理系、どちらからもアプローチ可能です。いろいろな学問的アプローチに実際に接しながら、自分にふさわしい専門を見つけるという方法もあります。 それを叶える入試が「総合選抜」です。 総合選抜では「文系」「理系Ⅰ」「理系Ⅱ」「理系Ⅲ」という学群・学類よりも幅広い区分で選抜します。入学後の1年間は総合学域群に所属し、英語をはじめとする外国語や情報、体育などの基礎科目のほかに、様々な分野の専門導入的な科目を履修し、1年生の終わりに本人の志望と入学後の成績などに基づいて2年生以降に所属する学類・専門学群が決まります。 いずれの区分で入学しても、体育専門学群と学際サイエンス・デザイン専門学群を除くすべての学類・専門学群に移行する道があります。ただし、志望する学類・専門学群の指定する科目を履修していることが条件となります。また、特定の選抜区分から入学した学生を優先して受け入れる学類もあります。 国公立大学の一般選抜は、1月に全国一斉に実施される大学入学共通テストと通称「二次試験」と呼ばれる個別学力検査等の2つの受験が必要で、ほとんどの大学では、これらの合計点で合否判定を行います。個別学力検査等はさらに2月下旬の前期日程と3月中旬の後期日程に分かれます(一部の公立大学を除く)。 前期日程と後期日程の両方を受験することは可能ですが、 大学で学ぶために必要な適応性を自ら提示することを求めています。自分で課題を見つけ、解決する能力を評価します。現役生、過年度生、社会人等、大学入学資格を持つ方を広く対象としています。 筑波大学の推薦入試は公募制です。大学が指定する出願条件を満たし、出身学校長の推薦があればどの高校からでも出願できます。外国の学校の出身者でも出願できます。学類・専門学群ごとに学業成績や卒業年度等の条件を指定しています。 自ら発見した自然科学の課題に対し、自主的かつ継続的に取り組み、その結果到達した高い成果を評価します。将来研究者を目指す者を対象としています。大学入学共通テストを課します。前期日程に合格し入学手続を完了すると後期日程を受験しても合格者にはなりません。また、後期日程は、実施しない大学や学部・学科が多いので、志願倍率は高くなります。 筑波大学の前期日程は、出願時に学類・専門学群を決める『学類・専門学群選抜』と2年生から学類・専門学群に所属する『総合選抜』の2つの方式で実施しています。 選考方法は、書類審査、小論文、面接、適性試験、実技検査等です。 人間学群心理学類のみ、大学入学共通テストを課します。 明確な目標を持って学ぶ意欲や計画的に学ぶ意欲を評価します。国際科学オリンピック日本代表として選抜された者、または日本国内で行われる代表者選考会等で一定の成績を収めた者を対象としています。04どの入試を受けるかを決めよう!
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