初年次においては大学の学修環境に適応し、自律的にキャリア形成を始めることを支援する科目です。さらに専門分野へ進むための知識基盤を整えます。高年次向けの科目もあります。最新のスポーツ科学に基づいた多様なスポーツ実践を通し、「健やかな身体、豊かな心、たくましい精神」の育成を目指しています。英語、ドイツ語、フランス語、スペイン語、ロシア語、中国語、韓国語があります。学術研究の場で外国語が駆使できるようになることを目指します。「情報リテラシー」で情報とコンピュータに関する基本概念を学び、「データサイエンス」でデータ収集・管理・分析に関する基本概念を身につけます。国際化した知識基盤社会を生き抜くために、日本語について正しい知識を習得し、自己の意思を的確に表現し伝達する能力を養います。美的感性を磨き、表現する喜びを体験します。総合大学の学生にふさわしい豊かでバランス感覚のある人間性を育みます。専門導入科目約110科目から選択9学群、23学類すべてから専門導入的な科目を履修できます。 総合選抜で入学した学生も、学類・専門学群選抜で入学した学生も、入学後は同じ履修体系の中で学びます。どの選抜で入学しても幅広い分野の授業科目が履修できます。 1年生の時には、主として「共通科目」や、全学を対象に専門分野の入り口となるよう開設された「専門導入科目」などを履修します。「共通科目」は、全学生必修の総合科目、体育、外国語、情報など、大学での学修に必要とされる基本的な能力を身につけることを目的とした科目が中心です。総合科目体育外国語情報国語芸術 「専門導入科目」は様々な専門分野を体系的に学べるように開設された、各学問分野への入り口的な科目です。高校卒業程度の知識を前提とした内容で、全学を対象に、様々な科目が提供されています。自身の専門以外の分野を幅広く履修することで、専門分野の知識の裾野を広げ、文系や理系などに閉じない広い視野を育むことができます。 総合選抜で入学した学生は、この専門導入科目などから興味のある科目を選択して学びながら、移行したい学類・専門学群について考えます。志望する学類・専門学群によって移行・卒業に必要な科目は異なります。科目の履修や移行先の選択にあたっては、Web・冊子等の情報が参考になるほか、アカデミックサポートセンターのスタッフなどに相談できます。 筑波大学に入学した学生は原則として約20名ごとに編成された「クラス」に所属します。クラスにはクラス担任教員がおり、教育活動および学生生活に関する諸事項を伝えるだけでなく、相談に応じ、必要な助言をしています。 総合学域群では、選抜区分の文系・理系に応じて「類(第1類、第2類、第3類)」に分かれ、その中で約20名ごとのクラスが編成されます。学生は類・クラスに所属します。社会・国際人間生命環境理工情報人文・文化芸術体育医08
元のページ ../index.html#9