Q 筑波大学数学類の特色は何ですか？A 30名以上の教員が数学類を担当しています。卒業研 Q 筑波大学数学類の授業はどのようなものですか？A 大きく分けて、講義と演習そしてセミナーがあります。取得できる資格 卒業要件以外の「教職科目」や「博物館学」の単位を修Q 筑波大学数学類を卒業すると、どんな職業に就けますか？A 現代社会は、科学・情報技術に大きく依存しています。科学・情報技術において、思考の基本的な枠組みを提供する共通の言語が数学です。現代社会が数学に秀でる人材を多く必要とする理由がここにあります。筑波大学数学類の卒業生は、大学教員をはじめ、アクチュアリー、システムエンジニア、医学薬学統計などの統計解析に携わる職種、金融商品の開発や投資戦略を考案する職種、中学校・高等学校の教員など、幅広い分野で活躍しています。2年次に開講する「数学類キャリアパスセミナー」では、社会における数学のニーズの高さや、数学類卒業後の進路について幅広く学ぶために、企業の担当者に「数学を学ぶことの強み」などを解説してもらいます。Q 数学はどのようなところで役に立ちますか？A 数学は、科学の多くの分野で、理論を記述し展開するための基礎学問になっています。数学は、その厳密性や普遍性により、多くの科学研究の土台として、科学の発展に多大に貢献しています。数学は、物理学、工学、経済学、生物学などに広く応用され、また、統計学を通じて医学や心理学、社会調査、保険業などにも使われています。数学は、現代社会において多様な役割を担っているといえるでしょう。58究などのセミナーによるきめの細かな指導は、筑波大学数学類の伝統です。授業に関しては、代数、解析、幾何といった抽象的な数学を学べるだけでなく、数理統計学、数理論理学、計算機数学といった応用的な数学も学ぶことができます。これが筑波大学数学類の大きな特徴です。他学類の授業も比較的自由に受講することができます。本学の前身が東京教育大学ということもあって教員免許を取得する学生が多く、これも筑波大学数学類の特徴といえます。 講義では、「関数の連続性とは何か？」「f(x)=x が連続 なのはなぜか？」のように、『とは』（定義）と『なぜ』（証明） を重視します。演習では、練習問題を解いて理解を深め ます。セミナー（外書輪講・卒業予備研究・卒業研究）では、 学生数名がグループを作り、指定されたテキストの内容 を交代で説明し、担当教員の指導のもとで議論を深めます。筑波大学数学類では、受講生が問題を解けるように なるだけでなく、数学の理論体系を組み立てられるよう になることも目標としています。得すれば、教員や学芸員の資格が得られます。 また、専門科目でもある「測量学」の単位を修得することで、測量士補の資格を取得することができます。教員免許 中学校一種免許状（数学） 高等学校一種免許状（数学）社会教育主事、学芸員、司書教諭、測量士補
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