専門として学べる内容クメディア」とは、インターネット、携帯端末、テレビやラジオの放送などの情報を伝える流通経路全般のことを指します。 そして、確固たる情報技術を基盤として、コンテンツを扱う情報機器や手法に関する技術的な知識や技能、実際に様々なコンテンツを制作、デザイン、評価する技能、ネットワークの仕組みや管理に関する知識や技能、ネットワークの効率的な利用法やネットワークを使ったビジネスのセンスなどを身につけた、ネットワーク社会の中核として活躍できる技術者や研究者を養成します。 コンピュータ、ネットワーク、コンテンツ、メディアの世界がダイナミックに変容している現代社会において、情報メディア技術は、コミュニケーションによる人間の可能 性を飛躍的に拡大する推進力です。このような現状を踏まえて、情報メディア創成学類では、コンピュータサイエンスを基礎とする情報メディア技術の総合的な能力を修得し、それを土台にニーズに応じて自由に科目を選べる1主専攻でのカリキュラム構成になっています。 1~2年次では数学、プログラミング、コンピュータリテラシーなどを始めとして、情報メディア技術の基礎となる科目を重点的に学びます。これらと並行して、ディジタルコンテンツ表現実習、コンテンツ入門など、優れたコンテンツを評価し創造するセンスを養う科目や、技術を人間的側面から科学的に評価するために欠かせない認知科学などの科目も学べます。 これらの基礎的な科目の学習を踏まえて、3~4年次では情報メディア技術が対象とするコンピュータサイエ ンスやネットワークメディアテクノロジー、コンテン ツテクノロジーなど、多彩な分野の高度な内容を、様々な専門科目として学びます。 科学技術に関する科目に加え、知的財産などの社会制度に関する科目、科学技術の流通やビジネスに関する科目なども用意されています。 また、演習や実習を重視し、本学の教員だけでなく、産業界で実際にコンテンツ開発などで活躍している方々をお招きしてのプロジェクトベースのグループ授業なども行われ、映像、音響、Web、ソフトウェアなどを実際に作成し、実践的な力を身につけることができます。永井 崇2022年度入学85学生の声情報メディア創成学類パンフレットの請求方法● パンフレット等は、学類Webページからダウンロード可能です。 https://www.mast.tsukuba.ac.jp/松岡 咲樹2022年度入学●テレメールによる請求もできます。(p.159 資料請求番号 541290)Q1.入学の動機 高校生の頃理系に進んだものの特定の分野に強い興味があるわけではなく進路について悩んでいたところ、筑波大学に入学してからまた学類を選択できる総合学域群があることを知り、入学しました。入学してから情報メディア創成学類の授業を受講したところ情報系の他の学部に比べてプログラミングを中心に幅広い分野の勉強ができることにとても魅力を感じ志望しました。Q2.情報メディア創成学類の魅力 情報系の学部のためプログラミングの学習が中心にはなりますが、情報デザインや認知科学など幅広い分野の学習が可能です。このように情報系に関する分野を幅広く学べることは他大学の情報系の学部にはない魅力だと思います。また、総合学域群からの移行のため本学類に所属したのは2年次からですが、この学類には色々な技術や趣味を持っている学生が大勢所属していて、彼らから日々学びを得ることができています。Q2.情報メディア創成学類の魅力 すごい人がたくさんいることが魅力だと思います。自ら進んでハイレベルなことを学び、1・2年生のうちから研究を始めたり、ゲームやWebサイトを制作したり、事業を立ち上げたり、個展を開いたりと、多彩な才能を持つ学生が集まっています。しかし、前提知識がないからといって心配はいりません。私のように初心者でも授業で一から丁寧に教えてもらえるので、しっかり単位を取りながら成長することができます。Q1.入学の動機 私は高校生の頃、将来何をやりたいのかが定まっていませんでした。情報学であればやりたい事がみつかった時に社会の幅広い分野で必要とされるスキルが身に付くだろうと考え情報系への進学を目指しました。情報学を学べる大学の中でもメ創はプログラミングだけでなく、デザインやメディアアート、コンテンツ制作など、技術と表現力を融合させた学びができるという点に惹かれました。しかし共通テストの点数が足りなかったため、一度は諦めることも考えましたが、総合学域群に進学してそこから再挑戦し、念願のメ創の学生になることが出来ました。
元のページ ../index.html#87