筑波大学案内 2026
89/164

入学者選抜方針特長資格など 必要単位を履修することで、教員や学芸員の資格を得る卒業後の進路 現代のネットワーク情報社会においては、どのような分 ネットワーク社会の発展につながる理論や技術を創成するための知識や能力を備えた人材を養成するため、また新しい学術領域を創成できる人材を養成するために、多様なバックグラウンドを持つ教員を集結するとともに、進化とともに細分化した情報技術を統合的に再構築したカリキュラムと、クリエイティブメディアラボや音響・心理ラボなどの充実した学習環境の提供しています。ことができます。教員免許の場合、通常授業以外の「教職科目」等を履修することで、「中学校一種免許状(数学)」、「高等学校一種免許状(数学、情報)」の取得が可能です。野・産業でも、情報システムやメディアは不可欠です。情 報メディア創成学類はこれからのネットワーク社会の様々な分野に大きく貢献する技術者、研究者を育てることを目指しており、その卒業生の活躍の場は無限に広がっています。まずは大学院に進学し、高度な専門性を身につけて産業や研究の場で活躍していただくことが薦められますが、様々な業種・職種に直接就職することも可能です。 就職先としては、ソフトウェア・Webシステム・情報サービス・出版・放送・エンタテイメントなどの各種メ ディアやコンテンツを扱うサービス産業はもちろんのこと、電機・自動車などの製造業や、流通・金融・運輸・建設などの社会的インフラを構築する産業など、幅広い分野での活躍が期待されています。実際の卒業生もそれらを始めとする広範な業種に進んでいます。なおアニメやゲームなど、クリエータの道に進むことも可能ですが、それらの養成が学類の教育目的でないことにはご留意ください。 さらに深く勉強や研究を行うためには大学院の博士前期課程・後期課程に進学することになります。進学先は、筑波大の研究群のほか、他大学大学院や留学なども可能です。大学院に進学した後には、企業・公共機関の研究所や、大学などの教育研究機関、一般企業や公務員、専門職で活躍する道が用意されています。 情報メディア創成学類の具体的な就職先の例や進学状況についてはP.131~133をご覧ください。87理数系の素養と文化や芸術に対する豊かな感性を兼ね備え、ネットワーク情報社会における各種の技術や学問分野に対する強い興味と学習意欲を持ち、創造的に社会貢献することを目指す人材を求めます。求める人材在学中に学んだ科目、特に数学や英語についてはよく復習して内容を身につけておくこと。また、情報ネットワークを基盤とする社会全体に対して広く関心を持ち、知識や見識を意欲的に広げていくことを普段から心がける姿勢。入学までに学んでおいてほしいこと個別学力検査等(前期日程)幅広い基礎学力に加えて、数学並びに外国語の学力と主体性を持って多様な人々と協働して学ぶ態度を総合的に評価します。高等学校在学中の学習状況や基礎学力、課外活 動への取組みとともに、情報メディアの科学と 技術に対する学習意欲や目的意識、自己表現能 力、自己分析能力、コミュニケーション能力を 総合的に評価します。推薦入試コンテンツやネットワークメディアを支える情報メディアの科学と技術において、研究課題を自ら設定する創造性と意欲、課題を緻密に分析し創造的に解決する問題解決能力、その過程および結論を論理的に説明できる能力を総合的に評価します。AC入試国際科学オリンピック日本情報オリンピック本選でAランクとなった者を対象として、明確な目標を持って学ぶ意欲や計画的に学ぶ能力を評価します。特別入試情報メディアの科学と技術に対する学習意欲や論理的思考能力、理解力、及び本学類での学修に必要な数学などの基礎学力や日本語でのコミ ュニケーション能力を総合的に評価します。国際バカロレア特別入試外国学校経験者特別入試(第1種・第2種)情報メディアの科学と技術に対する学習意欲や論理的思考能力、理解力及び本学類での学修に必要な数学の基礎学力や日本語及び発語でのコミュニケーション能力等を総合的に評価します。情報メディアの科学と技術に対する高い学習意欲と、専門科目に関する知識を学ぶのに必要な大学2年次修了程度の英語(TOEFL/TOEICスコアによる)、数学及び情報基礎の学力を有する人材を選抜します。編入学試験※※情報科学類との併願が可能です。研究事例:大量の衛星データを用いた深層学習により、気温・降水量などから3DCG地形モデルの連続的な季節変化を再現。入学者受入方針(アドミッション・ポリシー)

元のページ  ../index.html#89

このブックを見る