東京農工大学 工学部 情報工学科
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企業での実務経験者を含む総勢27名の充実した専門教育スタッフを擁し、情報工学の関連分野を広くカバーする17の研究室で、きめ細かな学生指導を実現しています。金子敬一研究室信頼性の高いコンピュータの構成方法を理論的に研究しています。たとえば、人工衛星など、簡単に修理しに行けないようなところで動作中に、少しぐらい壊れても動き続けることができるようにコンピュータを改良することを目指しています。パンケーキグラフに基づく並列計算機網(プロセッサ数)並木美太郎研究室WindowsやLinuxを超えるOS(オペレーティング・システム)の研究を行っています。ユビキタス時代の組込みOS、新しい計算機アーキテクチャ向けのOS、省電力のシステムソフトウェアなど、次世代の新しいOSや計算機システムを自分たちで生み出してみませんか。次世代OSを創る宮代隆平研究室社会の中に現れる様々な工学的問題に対して、なるべく“良い”解決法を見出す事を研究しています。これらの問題を数理的にモデル化し、組合せ最適化・数理計画というツールを駆使して最適な答えを探します。藤田欣也研究室仮想物体を直接手で操作するVRシステム、アバタになって会話する音声チャット、忙しさを察知して情報提示するシステムなど、バーチャルリアリティやヒューマンインタフェースに関する研究をしています。みなさんも一緒に未来のインタフェースを考えてみませんか。清水郁子研究室カメラとコンピュータで視覚機能を実現するための研究を行っています。2次元のデータであるカメラ画像から、3次元の実世界を認識するための基礎となるアルゴリズムの開発や様々な実用的なシステムへの応用を目指しています。サッカーの試合のビデオを分析中川正樹研究室スマートフォンやタブレットでの直接指示・直接操作のユーザインタフェースを早期から研究し、タッチスクロールを発明し、多くの機器に標準搭載されている手書き文字認識を研究開発してきました。現在は,手書き数式認識に取り組んでいます。斉藤隆文研究室世の中にあふれる種々の情報を、視覚的にわかりやすく伝える研究を行っています。絵画やイラストのように特徴を強調した画像の生成、監視カメラなどの長時間映像の内容を一目で見せる表示手法、大規模情報解析のための可視化技術、などに取り組んでいます。堀田政二研究室大量のメディア情報から所望の画像やビデオなどを効率的に探し出すために、画像やビデオの内容を機械に理解させるための理論的な研究(ニューラルネット、クラスタリング)や、新しい検索アプリケーションの開発を行っています。田中雄一研究室携帯電話のような小さい画面から映画館のような超大スクリーンまで、デバイスや通信速度にかかわらずいつでもどこでも一番きれいな映像を見るための研究を行なっています。特に映像圧縮・表示技術に対する革新的な理論の創出を目指しています。藤波香織研究室日常生活空間で誰もがコンピュータの存在を意識せずにその恩恵にあずかれるように、身体装着物や日用品・建築物をスマートにする研究に取り組んでいます。また、新たなアプリケーションやその開発者のためのソフトウェア部品も研究対象としています。研究室山田浩史研究室オペレーティングシステムや仮想マシンといった、コンピュータの基盤となるシステムソフトウェアの研究を実施しています。システムソフトウェアの善し悪しはコンピュータの利便性に直結します。革新的なシステムソフトウェア技術を示すことで、より豊かなコンピュータ社会の実現に寄与していきます。中條拓伯研究室計算機の内部の仕組み、すなわちハードウェアの研究を中心に、特に中央処理装置(CPU)と呼ばれる、コンピュータの頭脳にあたる部分の高速化とともに、大規模ディジタル回路の分割・実行方式や、未来の高性能計算機システムの研究開発に勤しんでいます。コンピュータアーキテクトを目指してみましょう。杉浦慎哉研究室将来のワイヤレスネットワーク/アプリケーションに必要な技術についての研究開発を行っています。例えば、現在の1000倍の通信能力を持つ携帯システムや、人体内で利用可能な超小型通信端末による情報伝送の実現など、これまでにない技術の提案を目指しています。近藤敏之研究室生体信号計測・ロボット制御技術などを用いて、人間の認知や運動に関わる脳の情報処理機構の解明やブレインコンピュータインタフェース技術の基礎研究、効果的なスポーツ訓練システム、脳卒中片麻痺患者のためのリハビリ支援システムの開発などに取り組んでいます。山井成良研究室現代社会に不可欠なインターネットに関する研究を行っています。組織ネットワークを複数のISP経由でインターネットに接続するマルチホームネットワーク技術やインターネットを安全に利用するためのセキュリティ技術など、将来のインターネットを支える技術を一緒に生み出しましょう。渡辺峻研究室現代の情報化社会において必要不可欠である情報セキュリティ技術を、情報理論の観点から研究しています。どうすれば安全に通信できるのか、どうすれば情報を漏洩することなくデータ処理できるのか、といったことを理論的に解明することを目指します。藤田桂英研究室人工知能技術を活用して、現実世界の様々な意思決定を支援するための研究開発を行っています。マルチエージェントやテキストマイニングを基盤にして、最終的にはコンピュータと人間の協調に基づく意思決定支援システムの構築を目指します。
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