東京農工大学 2017 大学案内
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144年 丸山 佳希 栃木県立宇都宮高等学校出身■中学校教諭1種免許(理科)■高等学校教諭1種免許(理科・農業)■博物館学芸員学生の声カリキュラム取得できる免許・資格研究室Pick Up環境に関する数多くの知識を身につけ、地球環境の保全に貢献していきたいです本学科は、環境と資源の広範囲な問題を対象とした、生物学、化学、物理学、地学を基礎として広い知識を習得します。今後ますます多様化する環境と資源の問題に対して、社会的ニーズに即した理解・行動ができる人材を育成します。そのため、実験・実習・講義を組み合わせた基礎から応用にいたる多彩なカリキュラムを用意しています。大気汚染物質などの反応メカニズムを「光」を使って解明する准教授 赤井 伸行2011年の東日本大震災での原発事故を機に環境汚染に興味を持ち、環境資源科学科に進学しました。2年生になって、大学にある池の水質調査といった環境に関する専門的な実験が始まり、学びたいことをやれている実感を持てました。最近は、環境保全に役立とうとゴミ分別のボランティアにも参加し始めました。今年は、被災地へもボランティアに行こうと思っています。環境問題は、幅広いですが豊富な知識を身につけ一つひとつ解決法を模索していきたいです。私たちの研究目的は、大気汚染物質などがどのようなメカニズムで反応していくのかを、分子レベルで明らかにすること。「光」を使った分析方法により、1種類から数種類の分子がどのような条件で反応し、何がどれくらい生成されるのかを詳細に研究しています。環境中には、まだわかっていない化学反応機構が多く存在しています。大切なのは、常識を疑い、つねに疑問を持つこと。学生一人ひとりの個性や独自の視点を重視し、伸ばしたいと考えています。私が考える農工大の魅力は、この上なく自由な校風です。フレンドリーな教員が多く、質問や議論もしやすいのではないかと思います。少々の困難にぶつかってもあきらめない、強い精神力を持つ学生を待っています!環境物質科学/環境汚染解析/生物圏変動解析環境修復/植物環境/生活環境/バイオマス・リサイクル農林水産省環境省国土交通省林野庁警視庁山梨大学長野県その他地方公務員など(株)明治雪印メグミルク(株)日本製紙(株)日本牛乳野菜(株)大建工業(株)新日本電子(株)ポラス(株)朝日工業(株)(株)ウッドワン永大産業(株)(株)ヨックモック住友林業ホームエンジニアリング(株)日本フエルト(株)(株)ウェルシー高砂熱学工業(株)大陽日酸(株)ソントン食品工業(株)(株)創味食品 など卒業後の主な進路環境資源科学科の学び環境資源科学進学東京農工大学大学院東京大学大学院京都大学大学院東京工業大学大学院お茶の水女子大学大学院北海道大学大学院 など1年次2年次3年次4年次専 門 科 目学部共通科目学科共通科目学科専門科目情報処理学地球化学生態系管理学環境資源科学実習 A環境分析化学環境計測学住環境学資源リサイクル学地圏環境学大気環境学海洋環境学職業指導(農業)FS実験実習環境資源熱力学森林資源科学環境資源科学実習 B物質生化学資源材料力学環境資源科学実験Ⅰ(物理学応用)環境資源科学実験Ⅱ(化学応用)現代農業論生物資源論国際環境農学環境生物相関論動物と人間の行動海外特別演習Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ・Ⅳ海外特別実習Ⅰ・Ⅱ農学部特別講義Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ代謝生化学機器分析学 Ⅰ水溶液化学資源高分子物理学環境資源有機化学木質資源物理学樹木生態生理学微生物生理生態学森林実習環境統計解析学演習環境活動指導法科学英語論文講読卒業論文生分解学森林資源利用学森林資源形成学環境植物学紙パルプ科学住環境構造学ライフサイクルアセスメント資源分解・廃棄学大気化学木質資源化学陸水環境学環境毒性学資源高分子化学植物組織形態制御学エコマテリアル学環境土壌学機器分析学 Ⅱ環境情報解析学環境気候学環境資源科学実験Ⅲ(生物学応用)環境資源科学実験Ⅳ(地学)環境汚染化学環境微生物学生態系生態学森林・林業論環境分子生物学環境アセスメント学環境資源科学特別講義Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ・Ⅳ・Ⅴ・Ⅵ
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