東京農工大学 2017 大学案内
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49大学院日本から世界を動かす大学を目指し、最先端の教育研究を……工学府 大学院は、学部での基礎知識を活かし、自らが研究の目標を定め、研究課題を見つけ出し、研究課題に対して解決方法を探し出す能力を磨きます。また、研究課題に関してのコミュニケーションあるいは発表能力を身につけるトレーニングを行います。 本学の大学院には、3学府(工学府・農学府・生物システム応用科学府)、研究科として連合農学研究科、そして2研究院(農学研究院、工学研究院)があります。なお、学府、研究科とは学生が所属する教育組織、研究院とは教員が所属する研究組織です。 本学では、大学院生への経済的支援として、東京農工大学奨励奨学金、研究奨励金「JIRITU(自立)」などの給付型奨学金を支給しています。また、大学院生をTA(ティーチィング・アシスタント)、RA(リサーチ・アシスタント)として雇用し、教育・研究の補助的業務を経験させるとともに、経済的支援も併せて実施しています。博士前期課程・博士後期課程・専門職学位課程博士前期課程に6専攻、専門職学位課程1専攻、博士後期課程に4専攻を設置し、所属する専攻の講座で高度な専門性を身につけるほか、他の専攻や企業などとの連携、共同研究を通して横断的・学際的な研究に取り組むこともできます。工学府は社会にも広く開かれた学びを展開しており、企業や研究機関に所属する研究者なども就業しながら博士後期課程を修了することができます。生命工学専攻応用化学専攻機械システム工学専攻物理システム工学専攻電気電子工学専攻情報工学専攻生命工学専攻応用化学専攻機械システム工学専攻電子情報工学専攻産業技術専攻博士前期課程博士後期課程専門職学位課程生物システム応用科学府博士前期課程・博士後期課程・一貫制博士課程(5年)博士課程(後期3年)「生物に学び、新しいシステムを創造する」をコンセプトとし、農学、工学およびそれらを融合した学際領域の教育研究を行っています。生物機能システム科学専攻(博士前期課程・博士後期課程)および、実践科学リーディング大学院プログラムの教育拠点である食料エネルギーシステム科学専攻(一貫制博士課程(5年))、さらに早稲田大学との共同専攻である共同先進健康科学専攻(博士課程(後期3年))を設置して新しい科学技術を創造するためのさまざまな取り組みを行っております。生物機能システム科学専攻生物機能システム科学専攻博士前期課程博士後期課程食料エネルギーシステム科学専攻一貫制博士課程(5年)共同先進健康科学専攻博士課程(後期3年)農学府 修士課程農学府には9専攻を設置しています。この専攻編成は、学部の学科編成よりも専門性を重視して細分化され、各専攻にはそれぞれ複数の教育研究分野などが配置されています。附属施設で実験などに取り組みながら修士論文のテーマに沿った研究を進めます。修士課程修了後は連合農学研究科博士課程への進学が可能です。生物生産科学専攻共生持続社会学専攻応用生命化学専攻生物制御科学専攻環境資源物質科学専攻修士課程物質循環環境科学専攻自然環境保全学専攻農業環境工学専攻国際環境農学専攻連合農学研究科博士課程(後期3年)本学、茨城大学および宇都宮大学の大学院農学研究科(農学府)修士課程を母体として編成された博士課程のみの大学院です。学生1名に関係分野の教員3名を指導教員として配置し、濃密で効率的な研究指導体制をとっています。全学生の約3割が留学生という国際色豊かな大学院です。生物生産科学専攻応用生命科学専攻環境資源共生科学専攻博士課程(後期3年)農業環境工学専攻農林共生社会科学専攻岐阜大学大学院連合獣医学研究科博士課程共同獣医学科の卒業生は、本学も構成大学となっている岐阜大学に設置されている獣医学の大学院博士課程(修業年限4年)に進むことができます。基礎獣医学、病態獣医学、応用獣医学、臨床獣医学のうちの一つに所属して研究を進めます。実践科学リーディング大学院5年一貫博士教育プログラム獣医学専攻博士課程グリーン・クリーン食料生産を支えるイノベーションリーダー養成のための大学院教育(5年一貫博士教育プログラム)です。「実学(実践科学)」の代表分野である農学および工学の融合を基盤とし、さらに、イノベーション創出力・国際展開力・人間力を具備したリーダーの養成を目的とし、世界のイノベーション機関との連携を発展させ、実践力を養う5年一貫の教育プログラムを展開します。「食」に関する地球規模での究極的な課題に挑戦し、食の生産性やエネルギー依存形態を変革する「構想力」と「実践力」を備えた国際的なリーダーを養成します。生物システム応用科学府食料エネルギーシステム科学専攻では、このプログラムを実施しています。Graduate School
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