山陽小野田市立山口東京理科大学 大学案内2019
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学長からのメッセージ 混沌とした今の時代において、大学はしっかりしたものごとの指針を示す“パスファインダー”の役割を担っているのではないでしょうか。産業を興して富を生み出し人々を裕福にする「工学」と、人の健康寿命を延ばして安らかな生活を支える「薬学」よりなる本学は、ふたつの実学の力で社会に“心の豊かさ”をもたらさなければなりません。同時に、公立大学である本学は、研究と教育の両面で地域力を発揮して、街にあらたな生活基盤の息吹を呼びこみ、人が集まってくる魅力のある場にしなければなりません。そして、人口減少や少子化の問題に対しては、大学の技術力と知識科学で、これに負けない“高い生産性”を生み出し、人々の生活水準の向上を図って行きましょう。 本学は、種々の課題に正面から対峙して解決し、安心して生活できる社会を築くために、教育と研究に励み、地域のキーパーソンとなる人材を育成してまいります。かつて、この地で学んだ若者たちが150年前の明治維新の原動力となったように、本学を巣立った若者たちが、やがて新しい成熟した世の中を創り出してくれることを信じております。山陽小野田市立山口東京理科大学 学長Hiroshi Morita森田職 歴都立立川高等学校を経て、東京大学教養学部卒業。工学博士(東京大学、電気電子工学)。(株)東芝および関係会社にて半導体、電子部品の研究開発、技術行政、事業経営を担当後、山口東京理科大学工学部電気工学科教授、工学部長、学校法人東京理科大学理事、山口東京理科大学学長を歴任。2016年4月より山陽小野田市立山口東京理科大学学長に就任。
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