山陽小野田市立山口東京理科大学 大学案内2019
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排熱や自然熱を電気に換える!地球環境に大きく貢献する研究開発新しい電子機能材料、特に熱を電気に直接変換する熱電材料の創製と、そのデバイス開発について研究しています。地球温暖化防止に向けて省エネルギー・CO₂排出抑制のための革新的技術として、産業炉や自動車の排熱、太陽光熱や温泉熱などの自然熱、体温などの熱を直接電力に換えて有効利用する熱電システムへの応用を目指しています。阿武 宏明教授[博士(工学)]エネルギー変換材料データ分析を通して、分野間の垣根を越えて研究を支援する本研究室では、情報理論の手法を用いて、カオス現象の解析を行ってきました。現在、今まで得られた知見を用いて、実験データや臨床データの分析を試みています。これらのデータは、一般の統計手法では説明できない場合が多く、そうしたデータをお持ちの研究者等からデータの提供を受けております。井上 啓教授 [博士(理学)]非線形データ分析業界に貢献ができる液晶素子の開発・研究をし続ける常に産業に近いところで研究をしたいと考えています。高速で駆動可能な液晶や非常に小さな電圧で動く液晶を中心に研究しています。液晶以外にも光学フィルムの開発にも取り組んでいます。高速液晶に関しては、国際特許出願中。低電圧駆動液晶は特許取得済みです。液晶等エレクトロニクス業界にどのような技術が必要となるのかを常に見据えて研究を行っていきます。高頭 孝毅教授 [理学博士]液晶デバイス電力・社会インフラの高度化に、制御工学・計算科学を通じて貢献する電力エレクトロニクス分野における様々な技術課題を制御工学と計算科学を通じて解決する研究を行っています。たとえば、2027年に開業予定の超電導リニア新幹線の安定走行システムの研究や、飛翔体ロボットの安定飛行技術の開発などを行っています。 吉岡 健教授[工学博士]電力エレクトロニクス電気工学科:教員・研究紹介電気エネルギーの新規創造、有効利用のための技術開発①新エネルギー創生(発電ガラス、曲面・大面積カラーフリーセル、実用太陽電池効率向上)、 ②電気エネルギー有効活用(スーパースマート・ウインドー、地域エネルギーハーベスティング、風力発電、省電力高性能LCD、量子ドット)、 ③効率的モノづくり(IJ・3D技術、静電塗布技術、エンジニアリング・デザイン、廃ガラス高性能化)を研究の3本柱として推進しています。森田 廣教授[工学博士]環境調和型電気電子工学21
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