山陽小野田市立山口東京理科大学 大学案内2019
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将来は、電気関係の道へ進みたいと思ったのは、その職に就いている父への憧れからでした。大学生活では、いろいろな経験やチャレンジをしたいという強い思いもあり、実家から離れて友人もいない環境で一人暮らしをすると決めていました。オープンキャンパスやパンフレットから、山口東京理科大学ではピアサポートやチューター制度などの学習環境が整っていることを知り、志望しました。在学中は所属していた教育研究サークルで、市と連携して小学校や中学校に学習支援を行うスクールボランティアがとても印象に残っています。また、2つの体育会系の部活にも所属し活動していました。他学科の友人や先輩後輩と知り合え、楽しいキャンパスライフを送ることができました。現在、所属している部署では、計装機器や電気機器を対象に工場で発生するトラブルや工場に設置された機器の不調を原因究明し補修または交換するなど、いわば工場の医者のような役割をしています。一般的な医者が病気を診断・検診し、予防や治療して健康を守るように、設備管理部は工場の故障などの原因を究明し、設備災害防止や検査、補修をし工場の安定運転に貢献しています。日々、先輩に付き作業をしていると知識や技術力を多方面より必要とされ、頼られている光景を何度も目にし、重要なポジションの仕事であることからやりがいのある仕事だと感じています。これから、大学で得た知識を生かしつつ更に専門性を高めていき、第一線で活躍できるよう精進していきたいと思います。河野 雄さん2017年3月卒業 電気工学科勤務先:宇部興産株式会社 ケミカル工場 設備管理部 計電G 計電第一T在学時の所属サークル:陸上部、バレー部、教育研究サークルあえて厳しい環境に身をおき、そこから自分をどう変えていくか将来の進む道へ向かうために現場で役立っているエネルギー・制御に関する専門的な知識2年次に自分の目指す専門領域を選択したのはエネルギー・制御系コースでした。電気回路や電子回路などの電気工学の基礎的なことから、制御回路や自動制御などを学び、専門性を高めます。専門的な知識を座学で学ぶと共に、電気工学実験の講義では実際に計測機器や電気工具を使用し実験することによって、データの動きと座学(理論)との合致を確認します。例えば、職場で電気工学実験でも扱った“デジタルマルチメータ”などの機器を操作して、計測機器が正常な動作を行っているかなどチェックを行います。その際、操作技術が備わっていたため、スムーズに業務に生かすことができました。実務的な機器の操作技術を学びエンジニアとしての技術も高められています。卒業生INTERVIEW現在のスケジュール起床 出勤午前の予定昼食退社自由時間就寝午後の予定05:45 07:00-08:00-12:00-17:0018:00-23:0013:00-車で30分程度朝礼、工事内容確認、現場確認、会議資料の作成など食堂があるのでそこでよく食べています工事の事前打合せ、工事作業の対応、連絡やメールで仕事の調整、現場パトロールなど夕飯を食べに行ったり、バスケサークルで汗を流したり、読書などで充実させています進路状況・卒業生INTERVIEW教育方針電気工学科学び・研究キャリアサポートキャンパスライフ学費・入試・イベント情報24

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