山陽小野田市立山口東京理科大学 大学案内2019
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光エネルギーを効率よく変換する材料の開発光エネルギーの有効利用を目指し、光エネルギーを電気エネルギーに変換するための材料(光エネルギー変換材料)を研究しています。光吸収材料、電子輸送材料、正孔輸送材料が主要な材料です。光吸収材料を電子と正孔の輸送材料で適切にはさんだものをつくれば、光エネルギーを電気エネルギーに変換する太陽電池がつくれます。既存の太陽電池の大きな問題は経済性ですが、より低コストな材料で太陽電池をつくることができれば経済性の問題も解決され、広く使われるようになることが期待されます。星 肇教授[博士(工学)]機能材料舟浴 佑典 助教 [博士(理学)]大学生活や研究を通じて、共に成長していければと思っています。森 崇理 助教 [博士(工学)]とにかく元気で活発!何事にも全力で取組み、心揺さぶる感動の場面を共有しましょう。大谷 優太 助教 [博士(工学)]研究や学生生活は未知の連続。共に学んで、新しい知識を身につけていきましょう。秦 慎一 助教 [博士(工学)]物質化学に関するものづくりを学び、有意義な学校生活にしましょう。触媒の力で次世代クリーンエネルギーを生み出す地球温暖化抑制や化石資源枯渇の観点から、石油資源に依存しない新エネルギー創出に関する研究が重要視されてきています。その中で次世代エネルギーとして燃料電池などに使用される「水素エネルギー」や再生可能な資源であるバイオマスを利用した「バイオ液体燃料」の製造に関する研究が注目を浴びています。本研究室では、水素エネルギー製造やバイオ液体燃料製造に欠くことのできないキーテクノロジー「触媒」の設計、合成、構造、物性評価に関する研究を進めています。池上 啓太准教授[博士(工学)]触媒材料化学タンパク質の機能解明を通して生命現象の謎を解き明かすヒトゲノムの全塩基配列が決定されたことで、かつては生命現象の解明が大幅に進むと期待されていましたが、未だ多くの生命現象は解明されていません。これはゲノムが生命の設計図にすぎず、ゲノム配列から生命現象の直接の担い手であるタンパク質の機能を推測できないためです。そこで当研究室では、生命現象解明のために生体内でのタンパク質の機能を明らかにする研究を行っています。岩館 寛大准教授[博士(理学)]生化学人工的に小型タンパク質(ペプチド)を合成し、タンパク質の構造形成を解明するタンパク質は生まれてすぐに立体構造形成が起こり、その機能が決められています。ところが、近年、タンパク質の異常な立体構造形成がプリオン病やアルツハイマー病の様な病気と深く関わっていることが分かってきています。そこで当研究室では、タンパク質の構造形成と疾病との関連の解明、およびタンパク質の産業的な有効利用を目的として研究を進めています。佐伯 政俊講師 [博士(工学)]生物物理学教員・研究紹介教育方針応用化学科学び・研究キャリアサポートキャンパスライフ学費・入試・イベント情報30

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