山陽小野田市立山口東京理科大学 大学案内2019
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卒業生INTERVIEW現在は、山口県の中学校で理科を教えています。在学中は、教員になるか一般企業に就職するか正直迷っており、教職課程の勉強と同時並行で就職活動も行っていました。就職活動では、他学科の友人と一緒に勉強会を立ち上げて、外部の講師の方に来ていただき、自主的に休日や放課後に面接や論文の練習を行っていました。面接や論文の練習で身についた話し方やマナーは就職活動だけでなく、教員採用試験の時にも役立ちました。教員になりたいという気持ちが強くなったのは、スクールボランティアに参加してからです。ボランティアでは、山陽小野田市内の小中学校に行き、学級の担任補助としてテストの採点を行ったり、授業についていけていない生徒たちに個別に勉強を教えたりしていました。また、ボランティアの後に他の参加者とその日あった出来事や、生徒への接し方や指導法などの課題に感じた事を出し合い、その課題を解決するためにどの様な手立てがあったのかを議論しました。そうした活動をとおして、教員になりたいという気持ちが徐々に増していき、教職課程の勉強にも力が入るようになりました。実際に教員として働き始めて、本当に痛感するのが生徒は十人十色でそれぞれ個性があるという事です。教員の仕事としては、勉強を教えるだけでなく、生徒それぞれの個性を尊重し、どう接していくかというコーチングという部分が多く思います。そのコーチングの部分に関しては、大学時代にスクールボランティアで培った経験や、仲間からもらった意見がとても役立っています。教職課程は授業数が通常より多くなり大変ですが、現在では教職課程をとり教員になって良かったと心から感じています。吾妻 のぞみさん 2017年3月卒業 応用化学科山口市立大内中学校 理科教諭在学時の所属サークル:教育研究サークルスクールボランティア後の意見交換が現在の糧に化学の本質を深く学ぶため、入学当初から大学院への進学は意識していました。山口東京理科大学は研究領域が広く様々な化学を少人数で学べ、何より尊敬する教授がいらっしゃったので志望しました。研究室では同じ目標に向かっている仲間と研究しながら様々な論議をして、とても有意義で充実した時間が過ごせました。白石研究室では研究はもちろんですが、研究の進め方、報告書作成、プレゼンの仕方なども指導していただいていたことが、大学院での研究に大いに役立っています。白石先生を始め多くの先生方の熱心な指導のお陰だということに気付きました。「大学入学までは全ての教科を極めた人のみが東大や京大に行くことができた。しかしこれからは自分の好きな分野を極めることができれば、その人たちにも勝つことができる」と、北條先生の言葉を実感させられました。在学中、アルバイトで貯めたお金で上海へ一人旅に出かけたことは、貴重な体験であり精神的に成長できたのではと感じています。山口東京理科大学での学びのおかげで、進学先では数々の結果を出すことができています。将来、起業し日本を活性化させ、科学で世の中に貢献し世界から貧困をなくせるようなビジネスをしたいと考えています。大村 拓さん 2017年3月卒業 応用化学科進学先:九州工業大学大学院忘れられない言葉:「よく学び、よく遊べ」山口東京理科大学の名誉教授戸嶋先生がおっしゃった言葉学びを追求するため大学院へ進学その先どう成長するかは自分次第進路状況・卒業生INTERVIEW教育方針応用化学科学び・研究キャリアサポートキャンパスライフ学費・入試・イベント情報32
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