山陽小野田市立山口東京理科大学 大学案内2019
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高大連携出張講義の実施や体験学習で高校生に科学の楽しさを伝える「若い人々の科学への興味を育て、科学技術立国である日本の基盤を発展させたい」、そうした考えから、山陽小野田市立山口東京理科大学は高校への出張講義や大学で高校生に向けて行う講義や実験などを積極的に行う「高大連携」に力を入れています。研究室公開・技術相談会地域の発展のためにまずは研究室を公開することから産学官の連携を強化するとともに、大学の研究成果を知的財産として還元し、地域産業の発展に寄与することを目的として、大学の研究室を地域の皆様へ公開し、研究内容を紹介しています。また、産学連携の共同研究の相談や機器センターの装置の利用に関する相談などにも答えています。公立大学としての責務を果たすべく、これまで以上に地域との連携を強固にして、市民の皆様と一体となり、地域の発展に尽力してまいります。リカレントセミナー理科の授業を分かりやすくしさらに興味深いものにするために小・中・高校の理科教員を対象に、「理科教員のためのリカレントセミナー」を開催、理科の授業を魅力的にするポイントについて話し合っています。本学が培ってきた「高大連携事業」のノウハウや知見を踏まえ、講義だけではなく、実験や実習プログラムを体験し、教員の意識や知識を高め、現場の授業に役立ててもらっています。実験の楽しさを通し、地域の方との繋がりを知る。林 領磨さん応用化学科 2年 福岡県 小倉工業高校出身様々な施設で小学生を対象とした実験教室を行いました。活動中、小学生の参加者で「大学の実験のお兄さん」と声をかけてくれた時は嬉しかったです。イベントを成功させるには事前の準備等、いかに計画的に行動するかを学びました。難しい物理を子ども達に分かりやすく教える難しさや大切さを知り、私自身のプレゼン発表に活かすことができ自信もつきました。この活動を通して、大学と地域の間が繋がっていることを実感しています。地域活動でついた、責任感と挑戦する積極性。佐々木 琢郎さん応用化学科 3年 島根県 益田高校出身キャリア研究サークルに所属しており、その活動の一環として、山陽小野田市内にてチャリティーイベントや障害者及び高齢者対象のイベント活動に参加しています。数ある多くのイベントの中でも、300名にのぼる参加者の前で緊張のなか大会宣言をしたことは、特に印象深いものとなりました。地域活動を通し、責任をもち役割を果たす、新たな自分の可能性を発見できる機会に出会えるなど、課外活動を積極的に行ってきたことで、考え方や人との接し方など自分自身の成長に繋がったと感じます。ボランティアでの活躍を単位認定工学部では、正課の授業として、「ボランティア活動」を開講しました。この科目は、自治体主体の行事に、学生が積極的にボランティアとして参加し、地域貢献、地域振興を図ることを通じて、社会人基礎力となる3つの要素「前に踏み出す力」「考え抜く力」「チームで働く力」を養うことを目的として設置されています。山陽小野田市立山口東京理科大学は、学生参加による地域行事や産学官との連携などを通し、人間力を育成する教育を施します。地域との連携・交流教育方針学部・学科紹介学び・研究キャリアサポートキャンパスライフ学費・入試・イベント情報56
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