■■■■■■■■大学の学びで役立っていることVOICEOB・OG18亀山事業所 ICT事業部門 回路材事業部開発部 開発1課（2021年取材当時）渡辺 りな さん2021年3月 応用化学・生命工学専攻博士前期課程修了（函館工業高等専門学校）私の部署では、ハードディスク内部などに使用されているフレキシブル回路基板の開発を行っています。近年の通信の高速化・大容量化に伴い、回路基板も技術の向上が求められており、数年先の需要を見込んだ製品開発を行っています。大学時代、学生生活ではアカペラサークルに入っていました。研究活動がどんなに大変でも合間にサークルに行くことによって生活にメリハリが生まれ、また研究に没頭できるという良いサイクルになっていました。学会にも年に２～３回参加していましたので、学会参加で身についた説明力が就職活動にも役立ちました。学会には専門外の方もいらっしゃいますので、噛み砕いて、分かりやすく説明するようにしていました。就職活動でも面接官の方が専門知識を持っていらっしゃるのか分からないため、誰が聞いても分かる話をするようにしていました。関わった製品が世の中で使われ、人々の生活を豊かにしていることを実感できるのがメーカー勤務のやりがいだと感じています。担当している新規製品を製品化・量産化という1つのゴールまで進めることが現在の目標です。専攻していた分野の知識や各種分析装置の活用法はとても役に立っています。企業での研究開発は、実験→結果の分析→改善の繰り返しという点で大学と同じなので、戸惑うことなく業務に入れました。制作した試作品をチェックしている渡辺さん。女性社員として長く働いて、必要とされる人材になることが目標です。担当している新規製品を製品化・量産化することが目標。日東電工株式会社0404
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