豊橋技術科学大学 大学案内2025
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■■■■■■■■大学の学びで役立っていることVOICEOB・OG19関西支店 工事係(2021年取材当時)相澤 隆 さん2021年3月 建築・都市システム学専攻博士前期課程修了(新潟県立新発田南高等学校)建築の施工現場で、コンクリートの使用量を計算して準備などをする数量拾いや工事写真の整理、仮設材の管理などを行い、主に内装工事の担当として現場管理業務に携わっています。現場では日々の作業工程から職人さんが安全で働きやすい環境を整えられるよう考え、現場づくりを実践しています。豊橋技術科学大学では、学部4年次に2か月間という長期にわたる実務訓練という実習があります。私は大成建設の創業者・大倉喜八郎が描かれている小説に感銘を受け、早くから大成建設で働きたいと思っていたため、大学での実務訓練でも大成建設を選びました。主に測量作業を中心に参加していましたが、現場の雰囲気も良く、ここで働きたいと強く思ったことが印象に残っています。現場で働いていると、毎日の仕事が積み重なって、その集大成として建物が出来上がっていく様子に、とてもやりがいと誇りを感じます。仕事は大変なこともありますが、良い現場づくりができる監督になることが今の目標です。今後は、一級建築士に加え、一級施工管理技士の資格を取得し、安全に、品質の良い建物を施工できるように頑張ります。「らせん型教育」により専門性の高い知識を学んだため、業務の一環として受験した一級建築士合格に繋がりました。特に構造力学の計算問題や計画分野の建築作品は大学時代の知識が役立ちました。わからない箇所を上司に確認している相澤さん。いろんなことを吸収して、しっかりとした現場監督を目指して勉強中です。少しずつ出来上がっていく建物の様子がやりがいであり、誇りです。大成建設株式会社0505

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