振動工学を基礎として、機械・構造物などの人工物のモデル化、解析、設計に関する研究、データサイエンスを利用した振動特性の推定や異常診断に関する研究を行います。細胞治療や創薬で重要な「マイクロ・ナノ領域の細胞や溶液操作」の高効率化に取り組んでいます。マイクロ・ナノデバイス、メカトロニクス、情報科学の力を総合し、ハイスループットな細胞・溶液操作を実現します。金属・合金の高強度化、破壊、塑性変形、評価などに関する実験的研究を行います。電子顕微鏡やX線を用いて材料の構造・破壊メカニズムの解析をミクロから電子レベルまで行います。 材料力学、機械力学、機械設計、生産加工学などの機械工学の基礎を学ぶとともに、それらを新材料の設計、システムの動的設計、CAE、マイクロ・ナノ構造創成技術、MEMS、細胞治療などの先端分野へ応用し、機械工学全般と、機械やシステムの総合的なエンジニアリングデザインに関する分野で能力の高い人材を養成します。 新素材、材料設計、組織制御、材料評価、加工プロセスの基礎を学び、マルチスケールな材料組織の制御及びその評価、並びに先端加工プロセスの開発等を探究します。 機械工学を基盤とするものづくりのための材料と生産加工の分野で高い能力を有する人材を養成します。22「本学でしか味わえないキャンパスライフ」機能材料・構造システム研究室マイクロ・ナノ機械システム研究室材料機能制御研究室材料保証研究室 私はコロナ禍で入学しましたが卓越した講義や充実したサークル活動を通して、世界の多種多様な学生と交流することで本学でしか味わえないキャンパスライフを送っています。 所属している研究室では日本屈指の微細加工工場を用いた機械工学と化学の融合研究をしており、先生や先輩の指導の下で日々刺激的な発見を得ることができています。創造的かつ実践的な経験をすることができるところが魅力だと感じています。機械ダイナミクス研究室ハイスループットマイクロ・ナノ工学研究室高強度マテリアル開発・評価研究室//COURSE材料力学及び材料工学の両面から、様々な目的に適した機能を有する材料及び構造の研究、開発及び設計を行います。マイクロ・ナノ加工技術を基盤とし、医療・医薬・生命科学のイノベーション創出や食の安全・安心を支援するキーテクノロジーとなる MEMS デバイス・システムの開発を目指しています。COURSE加工プロセスを利用したマルチスケールな組織制御及びそのための合金設計を駆使し、鉄鋼材料等の構造材料からエネルギー変換材料等の機能材料における特性・機能を高度化する研究を行います。高分解能な放射光トモグラフィを使い、材料内部で起こる破壊事象を材料の組織構造と共に捉え、そのメカニズムの研究と教育に取り組んでいます。また、機能的なナノ材料の構築及び新な評価法を開発しています。of student1 |3 |1 |3 |2 |4 |2 |ココが私のターニングポイント!宮國 真太朗さん |2024年3月 博士前期課程修了(舞鶴工業高等専門学校)メカニクスと要素技術を駆使したハイブリッド機械設計ものづくりのための材料と生産加工技術Voice01機械・システムデザインコース02材料・生産加工コース
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