豊橋技術科学大学 大学案内2026
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■■生命工学コース後藤 あいさん博士前期課程2年(静岡県立浜松工業高等学校)(2024年1月撮影・取材) 生命活動に関わる神経伝達や代謝は、細胞の一番外側を覆う細胞膜を通して行われています。脂質やタンパク質などの多くの分子が集まって協調して働いており、水と油のように性質が異なる物質同士が接する界面で、分子間に働く相互作用が重要な役割を果たします。 私達は細胞膜のモデルになる分子集合体を人工的に作り、その中での分子1つ1つの構造や動きを直接観察しています。化学と生命科学の境界領域で、生体分子が集合体として機能を発揮する仕組みを明らかにすることを目指しています。32界面物理化学研究室、的確なアドバイスとサポートを受けて、社会を豊かにするエンジニアに//Department of Appl 学部3年生の時に界面物理化学研究室の学生実験を受ける機会があり、研究内容とアットホームな雰囲気に魅力を感じ、本研究室を選びました。 現在は人工脂質二重膜を用いた研究に取り組んでいます。当初は先生や先輩方のサポートなしに実験を進められませんでしたが、的確かつタイムリーなアドバイスをいただいて、効率的に進められるようになりました。研究立案力やプレゼン力の大切さも学び、確かな成長を感じています。 将来は研究室での学びを活かし、社会を豊かにするエンジニアになりたいです。ied Chemistry and Life Scienceof studentVoice応用化学・生命工学■■応用化学コース 

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