10UNIVERSITY OF FUKUI教育実習は、学校現場での教育実践を通じて、教員の役割と業務、子ども理解、学校現場の今日的課題といった教職の実践的力量を形成するための多様な「問い」と出会う貴重な学習の機会です。教員の業務全体を学べるように1年次から4年次の長期にわたるカリキュラムとなっています。充実した「教育実習」と「事前・事後学習」連携先:福井市教育委員会活動内容:プログラミング授業体験、参観、 ティーム・ティーチング参加学生:初等教育コース(全員参加)、 中等教育コース体験学習A連携先:附属義務教育学校(前期課程)活動内容:小学校における業務参加学生:初等教育コース1~3系 (特別支援教育サブコース・中等教育コース)体験学習B連携先:附属義務教育学校(後期課程)活動内容:中学校における業務参加学生:中等教育コース(初等教育コース)体験学習C連携先:附属特別支援学校活動内容:特別支援学校における業務参加学生:特別支援教育サブコース (小学校教育サブコース・中等教育コース)体験学習D連携先:地域の小学校活動内容:学校地域連携活動参加学生:初等教育コース3系体験学習E活動内容:ライフパートナー、理科CST、その他参加学生:初等教育コース、中等教育コース体験学習F(その他の活動)体験活動を選ぶ学校体験学習学校体験学習は、カリキュラム「長期教育実習」の一環であり、体験学習A~Fのプログラムが用意されています。これらのプログラムの中から、学習内容、実施時期を考慮し計画的に体験学習に取り組みます。附属義務教育学校教育研究集会に参加し、授業見学本番同様の条件で行う「集団討論対策講座」先輩からのアドバイス「教員就職ガイダンス」教員採用試験対策教員採用試験対策のための様々なプログラムが用意され、大学の専任教員が指導を担当するだけでなく、実際に活躍中の現職教員が教職について語る講座を設けるなど多彩なサポートを行っています。主な内容には、1次試験に向けた「教職教養」の講義や学習会、2次試験対策として本番同様の条件で行う「集団討論対策講座」や、「論作文」に関する講座があります。教師役と生徒役に分かれての模擬授業附属義務教育学校の授業観察・分析学年とコースの異なるチームで協働学習学びの特色地域の子どもたちと一緒に長期にわたる協働探究プロジェクトを展開しながら、総合的な学習の時間や特別活動について学ぶと共に、それを支えるカリキュラムや学習過程についての理解を深める実践プログラム。探究ネットワーク(総合的な学習の時間と特別活動)様々な問題を抱える子どもをサポートする実践プログラム。派遣依頼のあった小中学校や家庭に出向き、支援を行います。遊びや勉強を教える活動と授業でのケースカンファレンスを繰り返しながら、子どもの心に寄り添う力を養います。ライフパートナー(学校教育相談Ⅰ・Ⅱ)地域の理科教育を支えるスペシャリスト(コア・サイエンス・ティーチャー:CST)と算数・数学の教育の中核となる教員(コア・マスマティックス・ティーチャー:CMT)を目指して、様々な研修に取り組むことができます。CST(Core Science Teacher) CMT(Core Mathematics Teacher)OEC(Overnight English Camp)毎年英語科の教員を目指す1~3年次が学外施設において英語のみを使用する2泊3日の合宿を行い、英語運用力を鍛えています。学校・地域連携(地域連携カリキュラム研究II)3系選択の2年次は、5月に美浜町で2泊3日の合宿を行います。地域連携の実際を小学校・支援機関・地域住民のそれぞれの視点から学び、地域連携教育プログラムの開発に取り組みます。
元のページ ../index.html#12