福井大学 VIEW BOOK 2022
25/68

23UNIVERSITY OF FUKUI看護学科・教育プログラムSchool of Medical Sciences 医学部態度知識・技能地域性・国際性アウトカム人間性の形成とコミュニケーション看護倫理とヒューマンケア特定の健康課題に対応する看護実践多様なケア環境・地域特性と支援チーム体制・協働全人的理解とプロフェッショナリズム看護学及び関連領域の知識と根拠に基づいた看護実践科学的思考と生涯にわたる看護の探究・研鑽ふくい看護力コンピテンシー単位取得臨地実習看護実践能力看護研究アウトカム評価理念 “愛と医術で人と社会を健やかに”1年次2年次3年次4年次共通教育専門基礎専  門臨地実習看護学研究プロフェッショナリズムふくい看護力保健師教育助産師教育看護学英語カリキュラム特色あるカリキュラム「愛と医術で人と社会を健やかに」の理念のもと、卒業時に達成すべき学修成果を「アウトカム」、達成のために修得すべき看護師としての能力を「コンピテンシー」として設定。このコンピテンシーを修得できるようカリキュラムを構成しています。入学時より継続的に看護職への理解を深め、自己の将来像を思い描きながらキャリア開発に取り組めるよう、1年次に「キャリア開発入門」、2年次に「キャリア開発方法」、4年次に「キャリア開発とプロフェッショナリズム」を配当しています。キャリア開発とはなにか、どのように取り組むのかを授業と演習等を通して学びます。■[プロフェッショナリズム]キャリア開発附属病院や県内各病院での実習に加え、診療所など地域医療の現場に入る「地域ケア実習」も行っています。実際に患者さんを受け持ち、看護師の仕事を間近に見ることで必要なスキルと心が養われるほか、患者さんを理解する力、チーム医療の一員として連携・協働する力を身につけます。■臨地実習地域の文化やライフスタイルの特色と課題を知り、それを踏まえた看護のあり方を学ぶ科目です。1年次に「ふくい看護論Ⅰ・Ⅱ」が、4年次に「ふくい看護論Ⅲ」が配当され、異なる学年が同じ地域に入って実習することで、上級生が下級生を指導する「屋根瓦方式」の教育です。■[ふくい看護力]ふくい看護論科学的根拠に基づいた看護実践と看護における課題対応に必要な科学的探究心を育むために、1年次から4年次まで段階的に看護学研究について学びます。1年次の「リサーチマインド」では看護研究の意義や看護研究方法の概要について学び、文献講読演習を通して、これからの学修における文献活用について学びます。■[看護学研究]リサーチマインド人は、生まれてから死ぬまで、特有の課題を乗り越え生涯発達するという理論をベースに、人生を8つの段階に分け、各時期の身体・心理社会的特徴と発達課題を現代社会の動向をふまえて学びます。授業を通し、看護の対象である人をどのようにとらえ理解するか、何を大切に関わるかについて考え、自分なりの答えを見出します。■ライフサイクル論高校までの「覚える」学習から、意欲を持って自ら学び、疑問を疎かにしない「考える」学習への転換を目的としています。演習やグループワークを通して看護職に就くことへの心構えを持ち、主体的に取り組むことを目指します。■[共通教育]大学教育入門セミナー

元のページ  ../index.html#25

このブックを見る