山腰 曜子 さん看護学科 2年次福井県立高志高等学校出身災害時も妊婦に寄り添い希望を灯す助産師にSTUDENT’S VOICE悲劇的なことがたくさん起きる災害。けれどその中で生まれる命もあります。東日本大震災の被害のただ中で出産したという話に衝撃を受け、私は災害時も妊婦さんを支えられる助産師を目指したいと考えました。福井大学は、在学中に助産師と看護師の資格が両方取れる上に災害看護も学べる、私にとって理想の環境です。1年次から実際に病院に入る実習があり、2、3年次はイギリスを訪れて看護現場を見学する機会もあります。私は約2週間にわたって異国の看護を体感し、産科の病棟を見学することもできました。いろいろな学びを自分の糧にして、いつ何が起きても大丈夫なように普段から備え、平時も災害時も変わらず妊婦さんの目線で考えられる人間に成長したいと思っています。高村 理絵子 助教専門分野:育成期看護学患者のために創意工夫できる看護師を育みたいPROFESSOR’S VOICE「育成期看護学」とは、小児看護学、母性看護学、助産学を1つにした領域です。私の携わっている小児看護学では主に胎児期から青年期の18歳までを対象にしています。急性期も慢性期も関係なく、看護師には非常に幅広い知識が求められます。もちろん大変なのですが、成長発達の全過程で関われるのは大きな魅力。試行錯誤しながら全力で看護に当たれば、お子さんも全力で応えてくれます。後に「治療は辛かったけど、あのときがあったから今がある」と良い顔で話すのを聞けたときは、それはもう嬉しいのひと言。これから看護の道に進む学生にも、相手のために自分に何ができるかを悩み抜いて行動し、そして治療が終わった後に患者さんから良い顔を向けられる看護師の醍醐味を、ぜひ味わってもらいたいですね。25UNIVERSITY OF FUKUISchool of Medical Sciences 医学部
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