園 智佳子 さん電気電子情報工学科 4年次石川県立小松高等学校出身意欲を刺激する「ゲーミフィケーション」の力STUDENT’S VOICEショッピングサイトの中には、一定以上の購入で顧客のランクが上がったり、ログイン時にポイントがもらえるものがあります。もちろん、この仕組みは購入意欲を高めるためです。人の行動を誘導するために、ゲーム要素を取り入れることを「ゲーミフィケーション」といい、私はこの考え方を用いたタイピングアプリを開発しています。パソコンのキーボードにプロジェクションマッピングで映像を投影し、正しいキーを押すごとに光が弾けるエフェクトが、単語を正しく打ち終えるとさらに派手なエフェクトが、プレイヤーのやる気を引き出しタイピング練習を活性化する仕掛けです。私は子どもの頃からゲームが好きなのですが、ボードゲームやゲームアプリなど、そのひとつひとつがプレイ意欲を引き出すアイデアの教科書のように感じます。私のアプリにも爽快感や達成感を与える工夫を凝らしており、少しでもタイピング練習の手助けになれば、と思っています。長谷川 達人 准教授専門分野:コンテキストアウェアネス、機械学習スマホを持ち歩くだけで誰もが情報の発信源にPROFESSOR’S VOICEスマートフォンには、重力加速度を含む速度の変化を測定する「加速度センサ」が搭載されています。歩数計アプリなどに利用されているセンサで、加速度の時系列変化から人の動きや振動、水平状況を検知すれば、その人がどんな行動(歩行、走行、自転車等)を行っているのかも推定できます。そこで考えたのが、歩行時のセンサデータから、普通の道、浅い雪道、深い雪道のどこを歩いた時のデータか? を深層学習で推定できるのではないかということです。これがわかれば、街の積雪マップを半自動で生成することができます。同じ原理で、推測データのパターンを増やせば、段差や砂利道など街のバリアマップを作ることもできます。将来的には、参加者に各自の測定データを提供してもらい、みんなで作ったより精密かつタイムリーなマップを利用してもらえるようなアプリの開発にも繋げたいと思っています。35UNIVERSITY OF FUKUISchool of Engineering 工学部
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