29基本的な医学の知識を身につける2年間を終え、現在、3年次では主に臨床実習で医療面接の方法や病状の所見などを学んでいます。学ぶことはとても多く、テスト期間中は１日15時間くらい勉強する生活です。忙しいですが、互いに切磋琢磨できる友人にも恵まれて、充実した日々を送っています。医学部で学ぶとはどういうことかを最初に感じたのは、1年次の解剖の授業の時でした。ご遺体を半年間かけて解剖する経験を経て、医学がいかに多くの人に支えられて成り立っているのかを痛感したのです。そのことを心に刻みながら学びを重ねるなかで、医師になることの責任や重要性を強く自覚するようになりました。現状に満足せず、常に理想を追い続ける。先生方から学んだその姿勢を忘れずに、将来は、医療制度が脆弱なアフリカなどの地域で、医師として働いてみたいと思っています。医学部三木静吏那さん医学部医学科 3年次愛知県立旭丘高等学校出身医師になることの意味や責任の大きさを知った
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