東京大学 大学案内 2026
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特徴のある教育プログラムグローバルリーダー育成プログラムGLP(UTokyo Global Leadership Education Program)グローバル教養科目GLA (Global Liberal Arts Courses)*独自の教育ツールを提供する教育企業。非営利組織であるミネルバ大学の経営も行っている。授業の様子● 異文化+分野横断的:国境や学部の垣根を越えて、留学生や他学部の仲間とともに学び合う機会が得られます。● 英語での学び:GLP-Iの構成要素となる授業やプロジェクトは英語で行われます。「SDGs」(持続可能な開発目標)に関する授業も数多く開講されており、グローバルな視座で学びを深めることができます。● 東大×Minerva:ミネルバ・プロジェクト*との協働により特別に開発された授業(GLC)を受講することで、多様性、公平性、包摂性を伴ったリーダシップ・スキルとチームワークスキルを身に付けることができます。 ● 学生主導のプロジェクト:GLC等の授業での学びをベースに、グローバル課題に関するアカデミックな探究活動やGlobal Experiencesに取り組み、実践を通じてリーダーシップを学び、その成果を発表します。● Global Experiences:GlobEを中心に東京大学が提供・紹介するさまざまなプログラムがGlobal Experiencesとして認定されます。● 奨 学 金:G L P - I 参 加 学 生 は G L P - I へ の 取り組 み 状 況 に 応じて、G l o b a l Experiences参加のための充実した奨学金を最大2回受給することができます。● 修了認定:プログラムの修了者には GlobE が発行する修了証が授与されます。● 多面的・多言語的な学び:ドイツ語・フランス語・中国語・ロシア語・韓国朝鮮語・スペイン語に対応しています。複数の言語を高度に習得するとともに、海外での学び(海外体験)などを通して、世界が直面する諸課題を多面的・多言語的に考えることで、グローバルリーダーに必要な知見と姿勢を体得することを目指します。英語での学習も必須となります。● 様々な言語「を」/「で」学ぶ:東京大学では様々な言語「を」学ぶ授業科目だけでなく、様々な言語「で」学ぶ授業科目も開講されています。たとえばグローバル教養科目(GLA)では、少人数で主にディスカッションなどを行う授業では、「SDGs」(持続可能な開発目標)に関する分野横断的なトピック(ジェンダー、ダイバーシティ、健康、貧困、GXなど)を扱います。● 海外体験:GlobEを中心に東京大学が提供・紹介するさまざまなプログラムのうち、「もうひとつの言語」で行われるものが海外体験として認定されます。学部前期課程(1年生・2年生)で実施されている海外研修プログラム(国際研修)(p.53)もそのひとつです。● 奨励金:GLP-II (TLP)に参加学生はGLP-II (TLP)にへの取り組み状況に応じて、海外体験のための奨励金を受給することがでます。● 修了認定:プログラムの修了者には、 GlobEが発行する修了証が授与されます。 GLP-Iは2024年秋から新たに開始された、英語でリーダーシップを学ぶプログラムです。2014年度から実施されていたGLP-GEfIL(Global Education for Innovation and Leadership)を、より開かれたものとして発展させました。グローバル教養科目(GLA)、グローバルリーダー育成プログラム科目(GLC)、Global Capstone(学生主導型のプロジェクト)、Global Leadership Summit(成果発表)など、GlobEを中心に東京大学が英語で提供する授業等のさまざまな教育プログラムを通して、国際社会で活躍するためのリーダーシップ、ひいては国際総合力(p.53)を涵養することを目的としています。GLP-Iは学部後期課程学生(3年・4年生)を対象としていますが、一部の構成要素は学部前期課程(2年生)のうちに取り組むことも可能です。募集・選抜型のプログラムではないため、構成要素となる授業等を主体的に履修・修了することによって、誰でもプログラム修了を目指すことができます。https://globe.u-tokyo.ac.jp/ja/glpi.html GLP-II (TLP)は2025年4月から新たに開始された、「日本語・英語に加え、もうひとつの言語」を高度に習得するプログラムです。2013年度から教養学部において実施されていたトライリンガル・プログラムをより開かれたものとして発展させました。すべての学部学生を対象とし、グローバル教養科目(GLA)、グローバル教養言語科目(L-GLA)など、GlobEを中心に東京大学が提供する国際関連の授業等を通して、国際社会で活躍するための高度な言語運用能力と文化理解を深め、ひいては国際総合力(p.53)を涵養することを目的としています。GLP-II (TLP)では「もうひとつの言語」に一貫して取り組みます。学部後期課程(3年・4年生)での学修を必須としていますが、学部前期課程(1年生・2年生)での取り組みも一定の範囲で構成要素の一部として認定されます。募集・選抜型のプログラムではないため、構成要素となる授業等を主体的に履修・修了することによって、誰でもプログラム修了を目指すことができます。https://globe.u-tokyo.ac.jp/ja/glpii.htmlGLPは東京大学グローバル教育センター(GlobE)が提供する、世界が直面する課題を多面的に捉え、より良い社会の構築と変革を実現するためのリーダーシップを身につけるプログラムです。グローバルに活躍するキャリアやリーダシップ・スキルに関心がある東京大学のすべての学部学生の参加を歓迎します。GLPは、グローバルな課題に取り組む際に求められる、多様性(ダイバーシティ)と包摂性(インクルージョン)の観点と、分野を超えた問題解決志向のアプローチを重視しています。 https://globe.u-tokyo.ac.jp/ja/globalliberalarts.html■ グローバルリーダー育成プログラム-IGLP-I (Global Leadership Program-I)■ グローバルリーダー育成プログラム-Ⅱ(トライリンガル・プログラム) GLP-Ⅱ (TLP) (Global Leadership Program-Ⅱ (Trilingual Program)) グローバル教養科目は、交換留学生を含む全学部の後期課程学生・大学院生が、現代の世界が直面する喫緊の課題を英語ほかの言語で学ぶ授業です。特に「SDGs」(持続可能な開発目標)に関する分野横断的なトピック(ジェンダー、ダイバーシティ、健康、貧困、GXなど)をテーマとしています。クラスは原則20名程度の少人数制で、ディスカッションなどのインタラクティブな活動を中心に展開し、学問分野や国境などのあらゆる境界を越えて共に学び、考えるための創造的な場となっています。グローバル教養科目は、地球規模の重要な課題について、学生ひとりひとりが深く省み、その考えを英語で明確に説得力をもって表現すること、また異なった意見に耳を傾け、話し合いを通してよりよい道を探る方法を学ぶことを目指します。プログラムの特徴プログラムの特徴THE UNIVERSITY OF TOKYO 202609

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