東京大学 大学案内 2026
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公民の授業で法律に興味をもち、法律の成立過程をはじめ裁判や調停の中で、法律がどのように機能するかを学びたいと思っています。大学では第二外国語で選択した中国語にも力を入れて取り組みたいです。またサークルでは15年近く続けているピアノやバンドなど音楽系の活動を広げてみようと思っています。高校生のみなさん、大学入学そのものが目標でもいいと思うので、そのために短いスパンでの目標を立てて積み重ねていくことを大事にしていってください。前期課程で興味があるのは「文化人類学」の授業です。また、今はあまり使われなくなった日本の言葉や方言、言葉そのものが好きなので、言語系の授業もこれから履修してみたいと思っています。高校時代は学校紹介動画を作成して自分たちの学校をPRしたり、イベントで受験生との対面相談や校内ツアーを担当したり、自主的に活動に取り組んできました。受験生のみなさんも一度きりの高校生活なので、勉強以外のことも全力で取り組んでほしいです。高校の探究学習では、自分が知らない物事に対する問いを解明することが好きで、楽しさを見いだしながら探求をしました。大学では教育学系を中心に社会問題や環境問題など文科三類で幅広く学んでいきたいです。また高校時代に女子中高生の進路選択を支援するコミュニティに支えられ たことから、それを運 営している「i c h i h im e 」という東 大 発 のNPO法人で活動したいと思っています。将来は研究職に就き、社会に対して研究成果を還元するためのアクションを起こせる人になりたいです。文科一類を選んだのは、貧困や労働、女性の役割といった社会問題を自分事として感じたことがきっかけで、政治の分野を専攻したいと思ったからです。また東大には多方面で個性を発揮する先輩がいることにも魅力を感じました。大学には興味のあるサークルがたくさんあり、アイドルダンスやK-POPダンス、アナウンス、そしてゼミなど、やりたいことはつきません。将来は国際的に活躍できる人になりたいので、さまざまな経験をしながら、夢を広げていきたいです。東大を志望したのは、東京六大学野球という舞台に憧れたからです。中学から始めた野球が大好きで、大学でも野球部に入ろうと思っています。また中学・高校の時にはR-1グランプリの予選に挑戦し一回戦を突破したこともありました。正直なところ勉強が嫌いで好きなことに打ち込んだため現役の時は落ちましたが、浪人の一年間で勉強の中に自分なりの面白さを見い出せたことで合格することができました。将来は経済学部ならではの知識を活かし選択肢を広げていきたいです。東大を本格的にめざしたのは高3の夏休み。焦りはありましたが、受験への不安は友達に共有して、あまり追い込みすぎず、基礎を積み重ねていきました。私は広く浅くたくさんのことに興味があるタイプで、将来のイメージも漠然としていたため、東京大学の前期課程で学びを自由に選択できるところが魅力でした。今は「現代教育論」や「認知の科学」、「教育心理」などの教育と心理の学びが掛け合わされた分野に興味があり、学んでみたいと思っています。文科一類文科二類文科三類文科一類文科二類文科三類THE UNIVERSITY OF TOKYO 202642忠平 法大安齊 陽菜長谷川 碧野澤 由貴奈杉山 太翼森 美沙希一般選抜合格者の声

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