富山大学 理学部 学部案内2019
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大学院と大学関連施設22水素同位体科学研究センタークリーンエネルギー源としての水素による核融合エネルギーシステムの研究開発を目標として3種類の水素同位体(軽水素、重水素、三重水素)の機能を見出し、その有効利用を図るための基礎研究を行っています。http://www.hrc.u-toyama.ac.jp/総合情報基盤センター大学の活動を支援するための高速コンピュータが設置され、データ処理、シミュレーション、通信、検索、情報教育実習など幅広い用途に役立っています。http://www.itc.u-toyama.ac.jp/極東地域研究センター人文・社会系及び理系の研究分野を融合したセンターで、環日本海地域・諸国における経済活動とそれに伴う自然環境に関する総合的な研究を行っています。http://www3.u-toyama.ac.jp/cfes/自然科学研究支援ユニット極低温量子科学施設液体窒素と液体ヘリウムを提供することにより、教育研究の支援を行っています。http://www.tbt.u-toyama.ac.jp/自然科学研究支援ユニット機器分析施設高性能大型計測分析機器を集中管理し共同研究の促進と運用を図っています。自然科学研究支援ユニット放射性同位元素実験施設ラジオアイソトープを使う実験を安全に行えるように建物や施設が作られています。立山施設(立山・浄土山)標高2839mの立山連峰・浄土山山頂付近に、立山施設があります。大気、雪氷、生態など様々な教育・研究活動に使われています。http://skyrad.sci.u-toyama.ac.jp/Tateyama/総合研究棟総合研究棟には理学部の教員の管理する最先端の機器が備えられ、卒業研究等で利用されています。環境安全推進センター学内で排出される実験廃棄物の無害化処理を行っています。また廃棄物に関する相談や教育のための各種サービスを行っています。http://www.erc.u-toyama.ac.jp/ガラス工作室教育用・研究用ガラス器具の設計、製作、学生実習等を行います。金属工作室旋盤、フライス盤、電動帯ノコ盤、ボール盤などがあり、真ちゅう、銅、アクリルなどの工作ができます。動物飼育室各種実験用動物(モルモット、ラット、金魚、イワナ、ウニ、ゴカイ等)を飼っています。温室研究用の植物を育成するために温度、照明時間等を制御できるようになっています。富山大学理学部・氷見市連携研究室(ひみラボ)理学部の施設主な関連施設極低温量子科学施設液体ヘリウムを作る装置が平成23年3月末に新しいものに更新されました。立山施設標高2839mの高山帯に位置し、教育研究等に用いられています。ガラス工作室での実習風景ガラスの特性を体感しながら、簡単な細工を自分の手で行えるようになります。ひみラボ前景旧・氷見市立仏生寺小学校の校舎を利用しています。総合研究棟理学部に隣接した建物で最新の研究設備が整っています。水素同位体科学研究センタートリチウム(三重水素)を用いた実験を安全に行うことができます。重力波研究実験室重力波研究実験室KAGRAプロジェクト*(大型低温重力波望遠鏡計画)での重力波観測を支援するために、理学部多目的ホールピロティに設置されています。設置機器:クリーンルーム(ブース)、真空ベイク装置、超音波洗浄機など。KAGRAプロジェクトとは*東京大学宇宙線研究所が中心となって進めている重力波観測プロジェクト。岐阜県神岡鉱山に長さ3kmのマイケルソン型干渉計をもちいた大型低温重力波望遠鏡を建設中で、ブラックホールなど物理の解明や、重力波天文学の創生を目指している。ひみラボは、富山大学理学部と氷見市との連携協定に基づき、2011年4月1日に開設されました。研究・教育・普及啓発の3つを柱とした活動を通して、地域に貢献していくことを目指しています。

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