富山大学 案内 2020
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 富山大学薬学部は、「くすりの富山」として300年以上の薬の歴史を有する富山県に根差しており、1893年設立の共立富山薬学校に始まり現在に至っています。富山県は現在、全国的にも稀な薬産業の集積地帯「薬都」となっており、医薬品生産額は全国トップレベルにあります。 薬学の本質は、「薬を知る、創る、使う」ことにあります。富山大学薬学部の両輪は、4年制の「創薬科学科」(募集定員50名)と6年制の「薬学科」(募集定員55名)からなり、創薬科学科では「薬を知る、創る」ことに重きをおき、創薬研究者・技術者等を育成することを目的としています。一方、薬学科では「薬を知る、使う」ことに重きをおき、薬剤師を育成することを目的としています。両学科ともに、薬都富山の伝統「Research Mind」(新しい物への探究心と論理的思考力)を修得できる教育を目指しています。 富山大学薬学部のスローガンは、「崇き連峰 薬師への挑戦」です。「崇き連峰」は、富山が誇る立山連峰を表し、「薬師」は、立山連峰の南側に位置する薬師岳を表しています。一方、「崇き連峰」は、当学部が、薬学や創薬科学の専門的知識・技術を駆使して解明すべき薬学関連分野の難題に見立てています。「薬師への挑戦」には、当学部において、「薬のプロフェッショナル(薬師)」をめざし精一杯チャレンジするという意味を込めています。 皆さん、薬都で学んで、薬師を目指しましょう!薬都で学ぼう ~崇き連峰 薬師への挑戦~学部長からのメッセージ薬学部の情報や詳しいカリキュラムはこちらから 薬学は、「人類の健康、福祉、衛生及び健全な社会環境の保全に貢献する」ことを目的とする学問です。このため、医療・創薬・生命科学の広い分野で社会に貢献できる人材育成を目的に、薬剤師養成を主な目的とした6年制の薬学科と、創薬研究・技術者等の養成を主な目的とした4年制の創薬科学科とを併設し、個々人の適性に応じた受け入れ態勢を取っています。いのちと薬の関わりを追求。薬学部長 酒井 秀紀学部紹介薬学部Faculty of Pharmacy and Pharmaceutical Sciences杉谷キャンパス薬学部17

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