経済学部経営法学科４年 笹野 情美 （左から2番目） 本学では、学術交流協定を結んでいる大学等に最長1年間留学できる交換留学制度があり、毎年20名程度の学生が協定校に留学しています。また、協定校留学のための給付型奨学金制度もあります。このほか夏季、春季休業中には約1か月の短期派遺留学プログラムを実施しています。このプログラムでは語学研修に加え、現地学生との交流や、それぞれのプログラムの特徴でもある実地研修を行っており、毎年多くの学生が参加しています。海外留学制度 本学では、株式会社北陸銀行及び田中精密工業株式会社の支援を受け中国（大連）及びタイ（バンコク・ランプーン）への海外キャリア研修を実施しています。 海外で事業展開する日系企業での実務研修・工場視察や現地大学生との交流を通じて、コミュニケーション能力や異文化を理解することの重要性に気付き、グローバル社会で活躍することへの意識向上を図ります。実際に現地へ足を運び、企業がどのような工夫と努力で異文化にとけこんでいるかを学び取ることは学生にとって非常に貴重な経験となります。海外キャリア研修■ 本学の国際交流・留学に関する情報は、本学ウェブサイトをご覧ください。 トップページ → 「キャンパスライフ」→「留学支援」■短期派遣留学プログラムアメリカ合衆国国名研修先マーレイ州立大学ハワイ大学マウイカレッジユニテック・インスティテュート・オブ・テクノロジー約１か月（春季休業中）約１か月（春季休業中）約１か月（春季休業中）約１か月（夏季休業中）チャールストンカレッジ派遣期間内容主な経費アメリカ合衆国ニュージーランドアメリカ合衆国航空運賃等移動交通費、授業料、保険料、宿泊費、カフェテリア利用料、学生ビザ取得費用、ＮＹ実施研修費用 他。1. 英語研修（約４週間）2. 近隣都市への小旅行3. ニューヨーク実地研修（3泊4日）※滞在は大学の学生寮1. 英語研修（約３週間）2. ハレアカラ登山などの特別課外授業※滞在はホームステイ1. 英語研修（約４週間）2. 富山大学プログラム（参加学生の所属に関連する施設の見学等）※滞在はホームステイ1. 英語研修（約４週間）※滞在は大学の学生寮航空運賃等移動交通費、授業料、保険料、特別課外授業料、ホームステイ料金 他。航空運賃等移動交通費、授業料、保険料、富山大学プログラム費用、ホームステイ料金 他。航空運賃等移動交通費、授業料、宿泊費、保険料、カフェテリア利用料、学生ビザ取得費用 他。 私は、タイ・チェンマイ大学に約10か月間の大学間交換留学をしました。きっかけは、大学3年時のフィリピン短期語学留学でした。英語を通して外国の人と交流するなかで、互いの文化や考え方を理解し心を通わせ、かけがえのない友達となることができました。このような経験により今回の長期留学という決断に至りました。「もっと英語力を伸ばし、様々な国の人々と友達になりたい！」という気持ちが留学のモチベーションになったのです。また、本学で受講した講義を通して、ASEAN諸国の経済について知る機会があり、興味が湧きました。英語力を伸ばし、かつASEAN諸国内で経済学を学ぶ、ということでタイ・チェンマイ大学の経済学部に留学することにしました。 大学ではInternational classにて英語で経済を学んでいきました。タイ人や他の国々からの留学生と共に学問に励み、また大学主催の行事などに参加し、たくさんの生徒と交流しました。しかし、留学期間中は悩みが絶えませんでした。授業においては、周りの生徒と比べて自信を無くし、プレゼンテーションやディベートがうまくいかないなど、悔しい思いをしました。また、普段の外国人との関係においても、緊張や恥じらい、自分の受け身的な性格、英語力に対する自信の無さが相まって、会話することが怖く感じることもしばしばありました。このように超えるべき壁が多くありましたが、それらに対し、日々挫けず努力を重ね、時には自分を褒めつつ前向きに歩んでいきました。そして気がつけば、大切な友達がいて、わくわくしながら授業を受ける自分になっていました。人間関係も勉強も自分の弱点に直面し苦労しましたが、それらに全力で立ち向かい失敗してもまた挑戦していくことで、自分の成長を実感することができ、たくさんの喜びが溢れる留学生活になりました。 留学は私にとって自立の一歩でもありました。その過程で感じたことや経験したことを大切に心に留め、次の未来に向かって歩んでいきます。大学間交流協定校チェンマイ大学へ留学して30
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