富山大学 案内 2020
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富山大学附属病院は33の診療科、職員1,514人(医師397名、看護師741名、コメディカル等376名)が一体となり、病床数612床の入院患者、1日あたり1,300人の外来患者の診療にあたっています。大学の使命として質の高い医療を提供するスペシャリストを育て、最高の医療を提供するとともに(医療の確保)、医学部医学科・看護学科、薬学部学生の教育ならびに人材育成にも力を入れています。卒前・卒後までの一貫した教育の中で、医療の「技術修得」のみならず、患者に寄り添う「心」の涵養にも力を入れています。医師、看護師、薬剤師、コメディカルスタッフすべてが、最高の医療を目指し、医療の安全性に留意し、心のケアを行いながら、ひとりでも多くの患者を救いたいと努力しています。富山県民から信頼される病院を目指して、スタッフ全員で取り組んでいます。附属病院15和漢医薬学総合研究所は、「くすりの富山」の伝統と歴史を背景に設立され、和漢薬の学理とその臨床応用を研究する我が国唯一の和漢医薬学に特化した附置研究所です。本研究所は、和漢薬の基となる生薬の資源開発から和漢薬による病態制御や臨床科学まで網羅する一連の組織体制を構築し、我が国の伝統医薬学はもとより世界の伝統医薬学研究の発展に貢献しています。所員は、現代の最先端科学技術を駆使して“複雑系を特徴とする和漢薬”と“漢方医学”を科学的かつ異分野学際的に研究することにより東西医薬学の融合を図り、新しい医薬学体系の構築と全人的医療の確立をめざしています。そのために、他の大学研究機関や異分野領域の研究者とも連携・協力し、特色ある共同研究も積極的に進めています。また本研究所には附属民族薬物資料館があります。ここでは約50年にわたり、漢方医学、中国医学、アーユルヴェーダなどの伝統医学で使用されている民族薬物、約30,000点を蒐集し、伝統医薬の研究に利用するだけでなく、展示して一般公開も行っています。和漢医薬学総合研究所13大きな時計が特徴的な建物で、多くの講義室と実習室があります。医学部・薬学部の合同講義も行っています。講義実習棟8約2,000種類の薬用植物を所有し、その数は全国トップレベルです。「くすりの富山」ならではの植物を観察・研究できる生きた教材となっています。また、学修・研究の合間に緑の中で気分転換できます。薬用植物園7本格的な陸上トラックを備えており体育関係の講義はもちろんのこと課外活動でも活用されています。グラウンドにはサッカーゴールとラグビーゴールが設置され、野球場も併設されています。また、テニスコートも構内にあり、様々なスポーツを楽しむことができます。陸上競技場185階建ての建物で研究室や実験室など、様々な充実した居室を設けています。1階には総座席数約300席のホール(日医工オーディトリアム)もあり講義や講演会に利用されています。医薬イノベーションセンター21医学・看護学・薬学関係の図書を中心に約22万冊の資料を所蔵しています。開館時間外でも学生証で24時間365日いつでも利用できます。グループ学習に適したエリアがあり、ミーティングや研修などのイベントにも利用できるグループ学習室が整備されています。医薬学図書館2明るく開放的な空間で、安くておいしい食事ができる食堂のほか売店、書店、理容室があります。また、談話室とサークル棟もあり学生の憩いの場です。福利・厚生棟340

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