初年次教育情報理工学の基礎を固めつつ、研究者・技術者に必要な幅広い教養を身につける1年次は類の垣根を越えて、異なる専門分野に興味を持つ学生が机を並べて全学生共通の科目を履修します。ともに学ぶことで、他人の考え方や志向に影響を受け、また協同作業を通して幅広い視野が身につきます。それぞれの科目は、実験の基本や情報技術の基礎を身につける「実践教育科目」や、幅広い教養が身につく「総合文化科目」、物理・化学・数学の基礎力を確実にする「専門科目」、類共通の専門の基礎とする「類共通基礎科目」に分類されます。実験に必要な機器やパソコン等の基本的な操作方法の習得、レポートの書き方、考察の仕方、問題解決法などについて学習するほか、大学生活における進路選択を考え、モチベーションを高める講義を実施します。基礎科学実験A(物理)物理学の諸法則を体験し、科学的に観察するための能力を養うため、単純な条件で実験を行い、観測の結果を論理的に説明する訓練をします。基礎科学実験B(化学)基礎的な化学の実験を通して、実験に対する姿勢を身につけるとともに、レポートの作成方法などを学びます。コンピュータリテラシー情報社会におけるコンピュータの役割を理解するとともに、情報処理機としてのコンピュータの基本的な構造や活用法を身につけます。キャリア教育基礎進路選択を明確にし、社会・企業について理解します。また、聴く、話す、読む、書くといったコミュニケーションの基礎を身につけます。総合コミュニケーション科学専攻分野を決める際に必要な各研究分野の概要を理解します。専門外の知識を得ることで、研究者としての視野をより広げることができます。実践教育科目について実践教育科目Supportリメディアル教育授業を履修していくために必要と思われる数学の基礎的学習が不足している学生に対して、高等学校の数学Ⅲの内容を中心とした補修授業を行い、学力不足を感じる学生が自主的に学ぶことができます。数学のほか、物理や化学についても配慮されています。ライティングサポートデスク先輩がチューターになり、英語での授業や実験のレポートの書き方に悩む学生をサポートします。また、チューターである学生自身もサポートすることによって、自身の英語をブラッシュアップできます。類共通基礎科目● 確率統計● 力学Ⅱ類(融合型)● 必修科目● 離散数学● 情報領域演習第一 ● 必修科目Ⅰ類(情報系)Ⅲ類(理工系)● 力学● 力学演習● 必修科目● 必修科目 ■ 選択必修科目総合文化科目言語文化基礎科目Ⅱ■ ドイツ語、フランス語、ロシア語、中国語、韓国朝鮮語の5言語から選べます言語文化基礎科目Ⅰ● Academic Written English Ⅰ● Academic Spoken English Ⅰ● Academic Written English Ⅱ● Academic Spoken English Ⅱ言語文化科目■ 宇宙・地球科学■ 生物学■ 材料化学理工系教養科目● 健康・体力つくり実習● 健康論健康・スポーツ科学科目□ キャリア教育基礎倫理・キャリア教育科目● 総合コミュニケーション科学● 基礎科学実験A(物理)● 基礎科学実験B(化学)● コンピュータリテラシー初年次導入科目● 必修科目 □ 選択科目● 微分積分学第一● 線形代数学第一● 数学演習第一● 物理学概論第一● 化学概論第一□ 物理学演習第一● 微分積分学第二● 線形代数学第二● 解析学● 数学演習第二● 物理学概論第二● 基礎プログラミングおよび演習□ 物理学演習第二□ 化学概論第二理数基礎科目専門科目● 必修科目 □ 選択科目18
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