電気通信大学 大学案内2020
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基盤理工学専攻 研究室・研究テーマ大学院研究室名研究テーマⅢ類(理工系) 電子工学プログラム一色秀夫研究室次世代シリコン集積システムとダイヤモンド半導体の研究岩澤康裕研究室クリーンエネルギー社会の実現に向けて奥野剛史研究室光るシリコンで半導体の可能性を追求するSANDHU Adarsh 研究室異分野の融合研究に基づくグローバルな環境で活躍できる人材を育成する島田 宏研究室ナノ構造を使った未来の電子素子の基礎研究中村 淳研究室計算機シミュレーションで探るナノテクノロジーの世界水柿義直・守屋雅隆研究室超伝導の実験から集積回路の設計まで一貫した研究山口浩一研究室半導体量子ドットによる発光素子・太陽電池の高性能化酒井 剛研究室宇宙からの電波をとらえ、恒星誕生のメカニズムに迫る志賀智一研究室省電力、人の目に優しいディスプレイの開発を目指す曽我部東馬研究室量子物理と人工知能を融合した創エネルギー・最適化研究古川 怜研究室ポリマーを使った新しい光ファイバセンサの開発小野 洋研究室半導体電極を用いた光・化学エネルギー変換システムの研究坂本克好研究室走査型トンネル顕微鏡システムの開発塚本貴広研究室スマート社会に向けた次世代ICTデバイスの開発永井 豊研究室画像のための新しい電気電子回路技術Ⅲ類(理工系) 光工学プログラム上野芳康研究室超高速・大容量・省エネルギーな未来の光通信を研究岡田佳子研究室地球最古の生物を使った新しい光応用技術桂川眞幸研究室レーザー技術の極限化と光科学の新しい展開に向けて沈  青研究室低コスト・高効率な次世代太陽電池の研究と開発富田康生研究室ナノコンポジット光機能材料の創成とその多彩な応用西岡 一研究室非常に強い光を発生させるレーザーの研究美濃島薫研究室光を自由自在に操る「光シンセサイザ」とは?米田仁紀研究室超短パルスレーザーで極限状態の性質を探る渡邊昌良・張贇研究室新しい光、限界を超えた不思議な光をつくる庄司 暁研究室レーザーでナノを作って、見て、触って、動かす白川 晃研究室高出力を追求した次世代レーザーの研究戸倉川正樹研究室新しいレーザーが創る未来を目指したレーザー研究Vohra Varun 研究室ポリマーエレクトロニクスで光・電子デバイスを創る武者 満研究室極限まできれいな光を求めて渡邉恵理子研究室光物理とIT 技術を融合させた光コンピュータの研究浅原彰文研究室光の時空間位相を操る‐光コムと光渦の融合Ⅲ類(理工系) 物理工学プログラム阿部浩二研究室レーザー光を使って酸化物の電気的性質の起源を探る研究尾関之康研究室非平衡緩和法や統計物理学による相転移現象の理論研究斎藤弘樹研究室ボース・アインシュタイン凝縮体の理論的研究佐々木成朗研究室ナノサイズの摩擦制御で省エネルギー分子機械を作る鈴木勝・谷口淳子研究室原子スケールでの摩擦の研究研究室名研究テーマ中川賢一 研究室レーザー光を用いた極低温原子の操作中村信行 研究室核融合から天文まで幅広く活躍する多価イオン宮本洋子 研究室光による情報処理と最先端の光計測の研究森下 亨 研究室アト秒領域の超高速原子・分子ダイナミクスの理論渡邊信一 研究室計算数理科学で解き明かす原子・分子・光の量子現象大淵泰司 研究室フォトフォニック結晶、メタマテリアルの光学的な研究岸本哲夫 研究室ボース・アインシュタイン凝縮体の連続的な生成法の開発桑原大介 研究室核磁気共鳴法によって分子1個だけを見る方法の研究小久保伸人 研究室小さな超伝導体に現れる渦の研究清水亮介 研究室光の粒のばらつきをどうやってコントロールするか丹治はるか 研究室冷たい原子と光の粒で量子の世界を操る中村 仁 研究室ダイヤモンドが金属になるNayak Kali Prasanna 研究室フォトニック結晶ナノファイバによる光/原子相互作用の制御伏屋雄紀 研究室ディラック電子を用いたスピントロニクスの理論的研究松林和幸 研究室高圧力を用いた新規物性探索とその起源を探る村中隆弘 研究室新しい超伝導物質の開発森永 実 研究室原子の波を用いた光学の世界岩國加奈 研究室レーザーで見る分子の世界Ⅲ類(理工系) 化学生命工学プログラム石田尚行 研究室どうやって有機化合物から磁石を作るか加固昌寛 研究室炭素ケージ状物質フラーレン類の化学修飾樫森与志喜 研究室シミュレーションで読み解く生物の複雑さ狩野 豊 研究室バイオイメージングによる筋細胞機能の探求小林義男 研究室原子核と電子の密接な関係から見る原子1個の動き平野 誉 研究室生物に学ぶ光の化学の探究と光る機能物質の開発三瓶嚴一 研究室プリン体を合成する仕組みの起源と進化白川英樹 研究室生きた細胞を「観る・探る・操る」曽越宣仁 研究室コロイド微粒子の分散体・集積体の機能化をめぐって瀧 真清 研究室創薬システムエンジニアリング(創薬SE)星野太佑 研究室運動による身体適応メカニズムの解明牧昌次郎 研究室ホタル由来の発光基質を改変し、がん治療や最先端医療に貢献松田信爾 研究室シナプス可塑性の分子機構の解明と制御法の開発安井正憲 研究室X線で分子を見て、その構造と物性の相関関係を探求する山北佳宏 研究室ナノ粒子の表面電子分布と光反応をみる田仲真紀子 研究室光を用いてDNAの機能を探り、制御を目指す仲村厚志 研究室匂いや味の感覚はどのようにして脳に伝えられるか畑中信一 研究室超音波でおこす化学反応-ソノケミストリーとソノルミネッセンス-平田修造 研究室戦略的に分子材料を設計し新しい発光や吸収機能を作り出すナノレベルの摩擦を探究し省エネに役立つ材料・システムづくりへ佐々木成朗研究室佐々木研究室では、摩擦現象を原子・分子のレベルから理論的・数値的に研究しています。特に摩擦をゼロにする「超潤滑」と、摩擦を無限大に大きくする「接着」の研究が中心となっています。また、摩擦の大きさを測定するナノスケール計測の理論的な研究、特に走査プローブ顕微鏡の一つである原子間力顕微鏡(摩擦力顕微鏡、動的原子間力顕微鏡など)において、エネルギーがどう逃げるのか、そのメカニズムを解明する研究を行っています。なぜ摩擦が生じるのか、摩擦で生じたエネルギーはどこに逃げるか、といった基礎を踏まえて、私たちが遭遇している摩擦という現象を制御する研究につなげ、原子・分子レベルからエネルギーの流れを制御し、省エネルギーに役立つ材料・システムづくりを目指します。Student Voice研究結果を解釈して表現することで、起きていることが明らかになるのが楽しい私はこの研究室で、摩擦が非常に小さくなる効果をもつC60分子ベアリングという分子機械システムに関する研究を行っています。応用面では機械部品の潤滑に関わる汎用性の高い研究テーマです。理論研究なので、研究結果をどう解釈し、どう表現するかでその結果の意味合いが変わってきますから、理論をうまく組み立てられた結果、ナノレベルの世界で起きていることが明らかになり、研究が進んだときにはとてもやりがいを感じます。私は卒業後にはメーカーでものづくりに携わりたいと思っていますが、この研究室で得られた経験は、どんな舞台でも必ず役に立つと確信しています。福田 朗子さん基盤理工学専攻博士前期課程 2年電気通信大学 情報理工学部 先進理工学科 卒業埼玉県立川越女子高等学校 出身研究テーマPick UP!39

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