単位互換制度キャンパスが近い国立大学間での「多摩地区国立5大学単位互換制度」を導入することで、移動にかかる負担を軽減し、幅広い視野と教養を身につけると共に、相互交流を進めています。大学院では、全国の国公立大学の工学・情報学系研究科と連携した「スーパー連携大学コンソーシアム」に加え、東京大学、東京工業大学、津田塾大学とも独自に単位互換を行っています。東京外国語大学東京学芸大学東京農工大学一橋大学東京工業大学東京大学津田塾大学情報理工学域■■■■■■情報理工学研究科■■■■■■1年次前学期の時間割時間割月火水木金土1限目キャリア教育基礎線形代数学第一総合コミュニケーション科学2限目中国語第一物理学概論第一コンピュータリテラシー3限目基礎科学実験AAcademic Spoken English Ⅰ数学演習第一健康・体力つくり実習微分積分学第一4限目基礎科学実験A化学概論第一物理学演習第一Academic Written English Ⅰ5限目やりたいことが明確でなくても大丈夫学びの可能性は広がっている私は北海道出身で、「東京に行きたい」という憧れがありました。高校では理系を選択していたため、都内にある理系の国立大の大学案内を熟読。カリキュラムや授業内容が一番面白そうだと思ったのが電通大でした。上京は心細かったものの、SNSや学生寮での生活を通じて友だちを作ることもできましたし、先輩から学生生活のアドバイスをもらえたのはとても心強かったです。1年次の科目は高校の延長のようなところもありますが、実験では大きな違いを感じました。高校時代と違い「実験をしてそれで終わり」ではありません。大学では「実験結果から何が読み取れるか」を考察してレポートを書き上げる必要があります。毎週月曜の「基礎科学実験A」にはとても苦労していますが、その分、コツコツ自分で勉強をする習慣が身につきました。くわえて、電通大の附属図書館には、話しながら勉強ができる「Agora」という学修スペースがあり ます。そこで友だちと勉強を教えあったり、ホワイトボードを使って図解したりしながらレポートを進めることもできます。そうして何日もかけてレポートを書き上げることができたときの達成感は格別です。私は入学時点ではどの類に入るか決めていませんでしたが、先輩の話を聞いたり自分で調べていくうちに理工の分野に興味がわき、Ⅲ類を選択しました。どの専門教育プログラムにするかはまだ悩んでいる最中です。「総合コミュニケーション科学」の講義では、各類の先生方が講堂でそれぞれのプログラムの内容や履修方法をわかりやすく説明してくださいます。進路のことも見据えつつ、自分に合ったプログラムをじっくり見つけていきたいと思っています。入学してから驚いたのは電通大生の個性の豊かさです。理系の大学ということでなんとなく「物静かな学生が多いのかな……」という先入観がありましたが、真摯に勉強に打ち込む人やサークルに熱中する人もいて本当に様々。今では「どんなタイプの人でも馴染めるのが電通大なんだ」と思っています。私も勉強以外でも学生生活を充実させようと、今はハンドボールサークル立ち上げのため、メンバー集めを頑張っているところです!岡 成海 さん情報理工学域 Ⅲ類(理工系) 1年北海道札幌西高等学校 出身Student,sVoicecolumn多摩地区国立大学21
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