Ⅰ類自分の適性や興味に合わせて、幅広い選択肢があるのが魅力私が電通大を志望したのは、高校で担任だった物理の先生から、「情報系に興味があるなら、最先端の研究に携われる電通大がいいと思うよ」と勧められたのがきっかけでした。映像や音響の分野に興味があったので、入学当初はメディア情報学を選択しようと思っていたのですが、2年次に進級して専門性の高い授業を受講するうちに、統計学や品質管理など、地道にデータを集めて分析するような研究が自分には向いているのではないかと感じて、経営・社会情報学プログラムに進路を変更しました。同じ情報系でも、幅広い分野から興味や適性に合わせて自分に合うものを選べるのは、Ⅰ類の大きな特徴だと思います。その後、人間工学や言語認知科学といった「人間そのもの」を研究する分野に興味を持つようになり、一方で、3年次後期に受けた信頼性工学の分野も深耕したいと考え、今の研究室への所属を決めました。Ⅰ類には人をテーマにした研究分野が多く、応用の先も見えやすいので、私にはとても合っていたと思います。また、Ⅰ類は比較的女子が多いので、一緒に学ぶ仲間を見つけやすかったことも、私にとってはよい環境でした。Ⅰ類は、直接機械に触れることは少なく、座学やプログラミングの授業が中心となります。VRやAIなど、今注目されている分野も学べるので、新しいことに挑戦しやすいのも特徴のひとつです。ただし、選択の自由度が高い分、自主的に学ぶ姿勢が大切です。私自身、入学当初は大学でやりたいことをあまりイメージできなかったのですが、電通大で学ぶうちに興味を持てる分野に出会い、自分から積極的に取り組むことで、研究者としても人としても大きく成長することができました。電通大は、就職後も必要となる基礎を学ぶ機会と、自分の興味を深めるための選択肢を用意してくれています。高校時代に私に勧めてくれた先生と同じように、私も自信を持ってお勧めできる大学です。ⅠStudent,sVoice電通大では類の選択、専門教育プログラムの選択、研究室の選択、研究テーマの選択と、自分で学びの方向を決める節目があります。その節目までに関口さんは、どんなことを考え、 どんな選択をしたのか紹介します。関口 絢香 さん情報理工学域 Ⅰ類（情報系）経営・社会情報学プログラム 4年田中健次研究室 所属栃木県立栃木女子高等学校 出身関口さんの電気通信大学での歩み映像・音響を学びたい高校時代高校で担任の先生から勧められたのが入学のきっかけ。映像系や音響系に興味があったのでⅠ類への進学を決めました。大学選択実験の楽しさに目覚める入学～1年次前学期初めて経験した実験はとても楽しかったです。この時期があったからこそ、研究者に必要な文章力や考え方が身についたと思います。類選択志望プログラムを変更1年次後学期～2年次前学期映像や音響よりも、データ収集や分析などの分野に向いていると感じ、経営・社会情報学プログラムに進路を変更。プログラム選択SEを目指し就職活動4年次前学期～現在人と対話しながら仕事を進められるシステムエンジニアを目指して就職活動。内定を得て、今は研究室に通いながら就職後に必要な資格を勉強中。研究テーマの選択及び研究関口さんの3年次後学期の時間割時間割月火水木金土1限目知的財産権マーケティング科学2限目経営・社会情報学実験信頼性工学品質管理第二3限目経営・社会情報学実験Technical English4限目ソーシャルコンピューティング5限目日本語とコミュニケーションB研究テーマに出会う2年次後学期～3年次後学期「認知科学」「マーケティング」「信頼性工学」など、この頃学んだことが、その後の研究や進路選択に生きていると感じます。研究室選択27
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