電気通信大学 大学案内 2022
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28はボランティア活動にハマっています! 高校時代から興味を持っており、電通大へ進学して上京したのを機に参加することにしました。新たな体験を通して様々な学びを得るうちに、その面白さに熱中してしまい、今では時間さえあれば積極的に参加しています。まだ2年目のボランティア初心者ですが、たくさんの地では力仕事をしたりしました。支援を通して生活再建の難しさを目の当たりにし、ショックを受けました。以降、復興が進んでも十分な生活環境が整っていない家庭が数多くあることに問題意識を持つようになり、補償制度などにも目を向けるようになりました。気づきや学びがあったと思います。これまで特に力を入れてきたボランティアは主に3つ。「学習支援」「障がい者支援」「災害被災地支援」です。 「学習支援」は、調布市子ども・若者総合支援事業が運営する『ここあ』という施設で中学生に勉強を教えています。『ここあ』は様々な事情によって勉強が難しくなってしまった子どもが集まる場所です。そこでは学校の宿題を見たり、授業理解がゆっくりな子のサランティアには、大学や自宅にいるだけでは学べないことが山のようにあります。学習支援の役割やそのあり方、障がいのある方が持つ大きな可能性、被災者と支援者のマッチングの難しさ、といったように、ボランティア活動をすることでしか学べない貴重な経験をしました。参加するたびに自分の価値観がアップデートされる体験があります。それは新しい自分に出会うような感覚です。だから私はボランティアに夢中になってしまうのです。ポートをしています。1対1で子どもに寄り添うことで、相手の存在を肯定し、子どもが自信を持つことの大切さを強く感じました。人間的にも大きく成長できたと思います。他大学の学生も『ここあ』での支援に携わっていて、文系、美術系、音楽系といった多様な専攻の学生から刺激と活力をもらっています。 また、「障がい者支援」活動では障がいのある方へPCの扱い方や活用法を教えています。障がいを持つ方が通う施設でパソコン教室を開き、一緒に名刺やカレンダーの作成に励んでいます。電通大のすぐそばにある特別支援学校では、ICT教材の作成を手伝いました。このボランティア活動は、まさに電通大生の実力を発揮できる瞬間。情報系の学生として全力で打ち込んでいます。 休みを利用して、遠方の「災害被災地支援」にも参加しています。東日本大震災で甚大な被害を受けた地域へ出向き、農作業のお手伝いをしたり、千葉県の台風被害の被災私ボ学問はもちろん、学生生活も全力で楽しむのが電通大生! ボランティア活動に本気で取り組む名執陸さんと、スイーツ巡りに熱中する小野寺佑輔さんに「ハマっている話」を聞きました!これにハマってます!╲私たち/名執 陸 さん情報理工学域 Ⅰ類(情報系) メディア情報学プログラム 2年山梨県 北杜市立甲陵高等学校 出身「誰かのため」だけではない「自分のため」のボランティアには想像以上の体験が待っている!

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