電気通信大学 大学案内 2022
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342020年度より電通大は新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、オンライン授業と対面授業を併用しながら講義を進めています。オンライン授業で本学が最も重要視するのは「学びの質の維持」です。電通大の持つ専門的な知見を存分に活かし、すべての学生が安心してスムーズに、オンラインで学ぶことができるよう様々な角度から厚い体制を構築・拡充しています。本ページでは、オンライン授業への取り組みを紹介します。 電通大では様々なタイプの授業を展開しています。座学をはじめ、実験や、精密機器による計測、コンピュータでのシミュレーション……。こういった授業がオンラインでの実施となっても達成すべき学修レベルは変わりません。オンラインでも学びの質を落とさないよう、授業のタイプに合わせてLearning Management Systemをはじめビデオ通話やクラウドストレージなど異なるシステムを採用しています。授業によってシステムを使い分けると煩雑な思いをするものですが、電通大生は新しいサービスや情報通信技術の活用に積極的に親しむ好機ととらえています。大学側は相談窓口の拡充など、学生へのサポートを一層厚くしました。教員もオンライン向けに教材を開発したり、テストの方法を変更したりと、工夫を凝らしています。本来、大学とは未知の知性と遭遇できる場所です。電通大は学びたいという意欲ひとつで、対面授業でも、オンライン授業であっても新たな知の扉を開くことができる環境にあります。電通大のオンライン授業オンラインビデオツールでリアルタイムに進行していく授業。教員と学生で活発に意見を交換するゲーム感覚でオンライン授業に必要な準備ができる「UEC Challenge」。困ったら、相談員(電通大生)が助言してくれる□ 新型コロナウイルス相談窓口、経済支援相談窓口の開設□ 対面授業における教室での座席指定と消毒液等の設置□ 研究室での入室記録作成、遠隔ゼミ実施□ 学生寮各棟への消毒液設置、日常清掃時に共用部分の消毒□ 学生寮ユニット棟リビングテーブルへのパーテーション設置□ 附属図書館へのサーマルカメラおよび環境可視化パネル設置リモートコントロールアプリ等を開発し、回路の動作確認を行う実験を自宅からできるようになった(開発者:赤池 英夫、島崎 俊介、成見 哲)電気通信大学では、オンライン授業の実施の他、新型コロナウイルス感染症の対策として、以下のような取り組みを行っています。柏原 昭博 教授Ⅰ類(情報系)メディア情報学プログラム

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