電気通信大学 大学案内 2022
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35 「Ⅰ類(情報系)」では、情報に関わる学問の基礎を広く学びます。情報を対象とする学問は多様であり、その領域は広範です。例えば情報それ自体を取り扱う学問には、情報の本質や実態を追究する分野、表現や加工、活用の技術や手法を開発する分野、また、情報の流通、収集、蓄積に関わる通信ネットワークの分野などがあり、それぞれが独立した学問として発展しています。一方で情報に関わるすべての学問は相互に影響し合い、情報化社会を支えています。 そのため次世代の情報化社会を先導する担い手には、一つの専門分野に軸足を置きつつ、ハード・ソフトの両面を理解し、複数の専門分野にまたがる広い視野を持つことが求められます。そこで「Ⅰ類(情報系)」では、2年次において情報に関わる分野全般に共通するコンピュータ、アルゴリズム、プログラムなどを学ぶとともに専門分野の基礎を身につけ、2年次後学期からは「メディア情報学」「経営・社会情報学」「情報数理工学」「コンピュータサイエンス」という専門教育プログラムのいずれかで、専門性を高めます。情報に関わる幅広い分野を学び、 次世代を支える人材を育成(情報系)情報理工学域Ⅰ類3次元磁場制御による蛍光磁性流体彫刻(児玉幸子研究室)児玉幸子准教授による映像「重力の庭」より

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