電気通信大学 大学案内 2022
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Column36メディア情報学 プログラム経営・社会情報学 プログラム多様な組織での運営・管理を実践するための技法を獲得映像、音響、触覚などを用いた情報メディアを多面的に学ぶ情報学を基礎とした豊かで快適な情報メディア技術の創造と応用について学びます。映像、音響、触覚などの情報処理を用いた五感メディア、人工知能やエージェント技術を用いる知的メディア、人間の感情とメディアの関わりを探る感性メディア、メディアを駆使したコミュニケーションや芸術作品の制作など、多面的に学ぶことができます。経営・社会情報を活用して、多様な組織における運営、管理を創造的、効率的に実践するための方法論や技術を学びの対象とします。経営・社会情報の活用法を幅広く学び、経営・社会情報システムの設計や評価に取り組むとともに、ビッグデータ、G空間情報など情報の分析・解析・調査などを駆使する際に必要不可欠な統計学、数理モデル、多変量解析、コンピュータ技術などを修得します。主な研究テーマサービス・サイエンスデータマイニング時系列解析空間情報科学ヒューマンインタフェースサプライチェーン制度設計安全システム設計人工知能品質・信頼性管理ソフトウェア工学経営工学・金融工学データサイエンス経営情報システムゲーム理論ミクロ経済学システム工学リスク工学組織科学環境科学福祉工学 などキャリアイメージITエンジニアデジタルメディアエンジニアAIエンジニアVRエンジニアシステムコーディネーター企業研究開発者ゲーム開発者 キャリアイメージインダストリアルエンジニアシステムコンサルタント経営コンサルタント証券アナリストデータサイエンティストG空間情報技術者スピーカアレーの研究(羽田陽一研究室)安全性研究のための認知工学実験用ドライビングシミュレータ(田中健次研究室)Video UECVideo UEC情報理工学域Ⅰ類(情報系)「Ambient Intelligence Aアゴラgora」で主体的な学びを実現IoTとAIを活用した 新しいアクティブラーニング空間 「Ambient Intelligence Agora」は、電気通信大学附属図書館が学内のAI研究拠点である、人工知能先端研究センターと共同で開発した学修スペースです。附属図書館内2階にあり、自由に移動できる机や椅子が設置されたオープンな学修スペースや、ソファやクッションが配置され、リラックスしながら学修できる空間が用意されています。 Agoraには、液晶ディスプレイを始め、テーブルにも投影できる液晶プロジェクターやガラス製ホワイトボードなどの設備が用意されています。利用者は、これらの設備をセミナーやグ アクティブラーニングのために利用者のニーズに合わせたサービス提供を行い、そこから得られる膨大なビッグデータによって汎用AI研究を推進し、さらにAIの支援によって学修者の主体的な学びを深められる次世代の教育・イノベーション創出空間を実現することを目指しています。ループでのディスカッション、ブレインストーミング、プレゼンテーションの練習や個人での勉学や課題、レポート作成といった様々な場面で活用できます。 また、Agoraの空間内には、人感センサーや温湿度・照度センサー、CO2濃度センサー、ネットワークカメラ、指向性マイクといった各種のセンシングデバイスが多数設置され、個人情報に十分配慮した上で、利用者の学修の様子をデータ化しています。得られたデータは、ビッグデータ、人工知能、ロボット、適応学修などの研究への活用が期待されています。センシングデバイスで、学修の様子をデータ化。集められたデータは、大学内での研究などにも活用されています主な研究テーマバーチャルリアリティ3Dコンピュータグラフィックスゲーム情報学エンターテインメント情報学人工知能画像検索・画像認識・画像処理音声認識・音響オーディオ処理メディアアート触覚ディスプレイマルチメディア処理感性情報学プロジェクションマッピング知能ロボットデータベースパターン認識情報検索Web学習自然言語処理インタラクティブ技術スポーツ情報学ユビキタスネットワーク自律分散システム など

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