電気通信大学 大学案内 2022
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ロボティクス生物を超えるⅡTOP-LEVEL RESEARCH4生物のヘビを模したロボット田中研究室で開発されるヘビ型ロボットは、左右に回転する関節と、上下に回転する軸が交互に接続され、3次元の動きを可能にしている。写真は車輪が8対、関節が17個のヘビ型ロボット。研究室の4年生、古池さんが製作したものだ。障害物にぶつかったときの力の強弱を検出するセンサが104個も付帯している。田中基康研究室電通大でロボットを扱う研究室は複数あり、それぞれ違った領域をカバーしている。機械タイプのロボットから、義手・義足のように人間の一部に融合するロボット、生物に近いロボット、ロボットと人のコミュニケーションなど、扱う対象は幅広く、ロボティクスを学びたい人ならば興味を惹かれるテーマと出会えるだろう。また、楽しみながら学ぶ『楽力』教育の一環として、自立した技術者の育成を目指す「ロボメカ工房」の存在にも注目だ。技巧性と独創性が光るロボット作りの活動が学内外で高い評価を集めている。「ロボメカ工房」に所属する学生は、スキルの付いた状態で研究室に配属されることになり、よりハイレベルの研究にまで飛躍する傾向がある。ロボティクス@UEC

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