電気通信大学 大学案内 2024
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3年次2年次開講大学東京外国語大学東京農工大学東京農工大学電気通信大学電気通信大学専門科目上級科目The University of Electro-Communications / 17履修可能な類・専門教育プログラムⅢ類(理工系):電子工学プログラム、光工学プログラム、物理工学プログラム、化学生命工学プログラム担当教員野元 裕樹畠山 雄二宮田 真路西野 哲朗芳原 容英UEC パスポートプログラムBサイエンス・コミュニケーション演習協働共通・専門教育プログラム「三大学協働基礎ゼミ」では 1 〜2年生を対象にそれぞれの大学の独創的な研究を体験します。10名程度の三大学混成チームで専門分野が違う学生との協働を実際に経験し、ゼミ参加後には合同発表会を開きます。相互理解を深め、相乗効果をもたらすテーマが準備されています。テーマ探究実験・演習、学生主体となって行う少人数専門セミナー、他大学との大学間連携発表会を実施します。[異分野の独創的研究を体験する]現代グローバル社会が抱えるさまざまな課題を解決するためには、人文社会科学や理工学の枠組みを越えた、分野横断型の自由な発想が求められます。西東京地区にある東京外国語大学、東京農工大学、電気通信大学の国立三大学は近接して立地する条件を活用して、人文社会科学・理工学・農学のそれぞれの専門性と同時に、分野横断の協働の視点を持つ実践型グローバル人材の育成プログラムを立ち上げ、人文社会科学や理工学の枠組みを越えて協働する新しい教育を提供します。2022年度開講 三大学協働基礎ゼミ開講テーマ未知の言語を解明しよう正確かつ精確に英語を読むコツを伝授する!お気に入りの遺伝子を選んでクローニングしてみよう量子コンピュータの新たな応用分野を開拓してみよう電波で探る地球・宇宙環境UEC パスポートプログラムA専門科目[異分野の共通科目を英語で学ぶ]世界が抱える複合的な課題の解決には、専門性に軸足を置きながら、文系や理系の枠組みを越えて協働できる能力が求められます。専門分野を深く学ぶことも大切ですが、専門の境界を越えた広い視野を身につけるために、三大学の学生がグループを作り、課題の解決に取り組む授業科目を開講しました。東京外国語大学は「言語・リベラルアーツ及び地域研究」、東京農工大学は「食料、エネルギー、ライフサイエンス分野」、電気通信大学は「情報・通信(ICT)、人工知能・ロボティクス、光工学分野」と、異なる分野に強みを持っています。授業科目の英語化などのグローバル人材育成のための取り組みも進めており、協働共通・専門教育プログラムでは「三大学協働基礎ゼミ」「三大学学生のための英語で授業を行う科目」「三大学合同合宿コロキウム」を通して、分野横断的で実践的な発想のできる文理協働型のグローバル人材を育成していきます。 各大学の英語で開講されている授業科目に加えて、「三大学学生のための英語で授業を行う科目」として、専門分野を異にする三大学の学生も対象とする入門的な授業を揃えました。2年次に行ったテーマ探究実験・演習の成果を踏まえた発展的なテーマ課題自主研究、および大学間連携発表会を実施します。科学の専門的な内容を広く伝える手法である「科学コミュニケーション」を学ぶ集中講義です。外部講師により実施されます。「三大学合同合宿コロキウム」では、三大学で卒業研究や大学院での研究をしている学生が、文理を越えて互いの研究を発表し討論。学生が中心となって運営します。3年次夏季休業期間[ 異分野間で発表し合い討論する]西東京三大学連携文理協働グローバル人材育成プログラムUECパスポートプログラム自ら設定したテーマの研究・発表で、研究者に必要な「突破力」を養う自主研究を通して、研究者・技術者としての能力を養成するための選抜制プログラムです。履修者は希望に基づき1年次の成績によって選抜され、先端的な実験設備の利用や学外研修などの機会が提供されます。1年次には、学内外の研究者から最先端の科学・技術について学び、2年次以降は研究者や大学院生の指導のもとで自主研究を行います。研究の成果は大学間連携発表会や、全国の大学生を対象とした研究発表会などで発表します。科学・技術の進歩や発展を自らイニシアティブを取って実現するための「突破力」を学ぶために、自らの専門分野を展開・発展させる力のみならず、専門外の他者へ説明や討論ができる力を高めます。

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