新潟県立大学 2020年度 海外研修・留学の手引き
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先輩からのメッセージ海外研修・フィールドワーク参加者の声私は米国ミネソタ州の研修に参加しました。学生一人に一つの家族が割り当てられるプログラムです。平日は毎日学校に通い、アメリカの宗教や人種、政治などについての講義を受けました。土日にはそれぞれホストファミリーと自由に過ごしました。毎週日曜日には教会へ行き、聖書について勉強することもできました。研修を通してアメリカの文化に触れることができ、異文化理解を深めることができました。アメリカについての固定概念や先入観も取り除くことができたのではないかと思います。また、渡米することによって日本を客観視でき、日本の良さや文化を再確認しました。海外英語研修B(中期/ミネソタ)国際地域学部比較文化コース萩原 優太さんQA研修中、最も楽しかったことを教えてください。キャンプでコテージに泊まって英語によるスキットをしたり、スモアを食べながら歌を歌ったりしたことが楽しかったです。今回の研修を通じて、私が学んだことは大きく分けて二つあります。一つ目は文化の多様性です。研修時、私たちは、中国の学生はもちろん、韓国やロシアの学生をはじめとして、様々な国籍の学生と触れあいました。彼らと交流し、コミュニケーションをすることで、中国はもちろん、様々な国の文化についても学ぶことができました。例えば、その国の言語や文化などはもちろん、韓国の兵役制の詳しい現状や、ロシアの環境問題などについても語り合うことができました。また、外国人から見た日本の評価も知ることができました。例えば、食文化であれば、みそ汁や梅干しはあまり好んで食べてくれないとか、柿の種はみんな喜んで食べてくれるとか、そのようなことを探ることが本当に楽しかったです。私にとって、この中国語研修は、本当に有意義な経験だったと強く思います。海外中国語研修A国際地域学部東アジアコース内田 歩乃歌さんQA研修前に準備しておけばよかったと思うことはありますか?中国語の日常会話やよく使う単語をもっと学んでおくべきでした。例えば、打包、带走など。また、パクチー(香菜)や榴莲(ドリアン)など、苦手な食材の発音なども学んでおくべきでした。2019年2月24日から3月2日までの7日間、海外実地研修(ハワイ)に参加しました。研修の目的はハワイにおける保育、福祉事業の在り方を学び、体験するためでした。7日間という短い期間でしたがとても充実した研修でした。ハワイでは教育方法によってタブレットやパソコンを使用している学校、自然を第一に考えている学校、芸術に触れることを大切にしている学校など様々で、毎日新鮮な経験ができたことが一番の収穫でした。また、研修先の子どもたちや大学生はみんな積極的で自由な発想を持っていて、それを堂々と他の人に向けて発信していたのが印象的でした。ハワイ研修は貴重な経験や得るものがたくさんあると思うのでぜひ行ってみてください!海外実地研修(ハワイ)人間生活学部子ども学科田中 枝緒さんQA研修中、最も乗り越えるのが困難に感じたエピソードを教えてください。また、その困難をどのように乗り越えましたか?日本の手遊びで現地の子どもたちと一緒に遊んだことです。日本語が通じないので、楽しさを伝えるのが大変でした。とにかく繰り返して自分たちが楽しそうに遊ぶことで、子どもたちも真似して楽しんでくれました。フィールドワークCでは、インドネシアのマカッサルに7日間滞在し持続可能な都市開発について学びました。今回は主に水問題について講義形式とフィールドワーク形式で学んでいきました。ダムの氾濫などは知識として知っていた問題でしたが、日本ではあまり身近に感じない問題でした。しかし、実際に現場を訪れるとダムが想像以上に大きく、被害に遭った地域の水位は屋根に届きそうなほどの高さで問題の深刻さを実感しました。また、様々な場所を訪れる中でマカッサルの良い景色も見ることができました。水問題に対する意識をあげることができたと同時にマカッサルの魅力も知ることができ、参加してよかったと思いました。フィールドワークC(横浜市立大学連携プログラム・都市と持続的環境)/インドネシア国際地域学部国際社会コース古澤 志織さんQAこれは持って行ってよかった!というものはありますか?デング熱にかかる恐れがあったため、虫よけスプレーは必須でした。成分が高濃度の虫よけスプレーには助けられました。14

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