新潟県立大学 2020年度 海外研修・留学の手引き
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交換・派遣留学 参加者の声私は、カウアイコミュニティカレッジにて、現地の学生と同じクラスで大学の一般科目を履修しました。留学始めの頃の授業では、ネイティブのクラスメイトや先生の話す速度についていけず焦る気持ちもありました。しかし、親切で真摯に話を聞いてくれる授業担当の先生やチューターの先生たちの助けがあったことで、楽しんで日々の授業に取り組むことができました。また、カウアイ島は別名ガーデンアイランドと呼ばれることもあり、美しい植物や自然の風景を見ることができました。島の豊かな自然をホストファミリーや現地でできた友人たちと楽しんだこと、カウアイ島で会った温かくフレンドリーな人々と交流できたことは時間が経っても色あせない記憶です。国際地域学部国際社会コース藤本 文さん交換留学(カウアイコミュニティカレッジ)QA留学中最も楽しかったことを教えてください。ハワイアンの友人が家族の集まる年越しパーティーに招待してくれました。夕方に近くのビーチで夕日が沈むのを見た後、家族のメンバーと一緒にホームパーティーの準備をしました。家族が集まる家のある一角に人が集まり、お酒や料理を楽しみながら話をし、皆で花火をしました。子どもも大人も花火を楽しみ、年越しのカウントダウンに合わせて大きな花火をつけて新しい年の訪れを祝いました。日本では見たことのない賑やかな年越しでした。QA後輩へのアドバイスをお願いします。留学生活では異文化で生活するので当然戸惑うこともありますが、その戸惑いも体験として自分の中に蓄積され、充実した留学生活を送ったという感想につながりました。ただし、体験は受動的だけでなく、能動的なものであるとより有意義な体験となると思うので、留学の目的をはっきりさせることで満足のある留学になると思います。2018年8月~2018年12月ハリファックスでの一年間はあっという間でしたが、良きホームステイ先と友達に恵まれ、価値ある一年を過ごせました。日本での「英語ができる」は、語彙や文法を理解し、正確に文章の読み書きや会話の受け答えができることです。留学中でもそれらの技術は必要ですが、それ以上に、積極的に人と関わり、たとえ発音がイマイチで文法に間違いがあっても、気負わずコミュニケーションをする大胆さが一番重要でした。留学中は、周りの出来事全てが新しい発見に繋がり、カナダという国全体が、一つの学びの場でした。留学での経験は、生かすも殺すも留学後に何をするかだと、帰国後一年経って感じます。自分は留学で得たものを英語教師という立場で生かすために勉強を続けています。また、長期留学に賛成し金銭的支援をしてくれた両親と、様々なサポートをして下さった大学職員の方々には、非常に感謝しています。国際地域学部比較文化コース高木 良崇さん派遣留学(セントメアリーズ大学)QA笑える体験談はありましたか?毎月ホストファザーの散髪を家でしていました。ほかの人は決してしない経験だと思います。QAあなたが留学によって得たものは何ですか?カジュアルな場面とアカデミックな場面の両方で用いることが出来る言語能力と社交性です。QAあなたの今後の人生に留学経験は役に立つと思いますか?はい。語学以上に、日本以外で生活をした経験が、自らの視野を広げるとてもよい機会になりました。2018年3月~2019年2月21

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